とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

秋の作付 其の二

2016年08月28日 | 日記
草を刈り終えた後は、種を播けるように畝を立て直します。
畝立て作業には、今春から鍬ではなく立鎌(通称 草削り)を使うようになりました。


先ず、刈った後に残る切り株を立鎌で取り除きます。
立鎌には鍬よりも鋭利な刃が付いており、切り株の根に対して斜めに打ち込んでやると、軽い力でもスパッと断つことができます。鍬を使っていた時には、渾身の力で叩き切るような具合でしたので、かなり作業が楽になりました。


切り株を取り除くと畝の土が現れました。


このまま種を播くこともできますが、日射しや風によって畝の表土が風化して砂っぽくなってしまっている点と、降雨によって畝が潰れて低くなっている点を考慮し、現在は耕して畝を立て直す方法をとっています。


耕すことで畝表面がしっかりとした団粒土で覆われ、むらのないスムーズな発芽が期待できます。
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