とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

寒波

2020年12月18日 | 日記
今朝はマイナス11.5℃まで冷え込みました。ここ数日もマイナス7~8℃で推移しており、この時期としてはかなり強烈な冷え込みです。長期予報によれば、12月下旬~1月上旬が平年より低め、それ以降は平年並みとのこと。寒さのピークが前倒しになっているだけなら良いですが、更に冷え込むようであれば、越冬が厳しい野菜も出て来そうです。

タマネギは成長が停止して冬眠中。


小麦はこの程度の寒さは余裕なようで、じわじわと葉数を増やしています。


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低温期の土壌団粒の働き

2020年12月12日 | 日記
11月下旬にズッキーニの区画の畝整備を行いましたが、その時に播いた小麦の芽が出始めました。18日経過後の発芽です。来週水曜からマイナス8℃以下の寒波が入るようなので、そろそろ発芽が厳しいかも知れません。


ズッキーニ区画


芽の周りを観察すると、土がカラカラに乾いて団粒がくっきり見えました。野菜や下草の細根によって粘土が砕かれ粒々になっています。粘土粒子の間に有機物(枯れた根やそれを分解する微生物の分泌物や死骸など)が存在することによって、粘土が吸水してもくっつかず、空気の通り道となる土壌空隙が維持されます。空気を多く含む土壌は断熱性が高いので、低温下でも凍霜害を受けずに小麦が発芽することができます。

土壌団粒 参考書籍
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土壌改良中の畝 小麦経過

2020年12月06日 | 日記
12月に入り、毎朝氷点下の霜が降りる状況です。小屋脇の通路は夕方しか日が当たらないため、早くも凍結してしまっています。


土壌改良中の畝では、小麦の3枚目の葉が出ました。


11月21日に播いた分は昨日発芽(14日後)。その後も播き続けていますが、いつまで発芽可能なのか、興味深く観察を続けています。


小麦の周りに出ている雑草はヤエムグラです。


ブタクサの藪になっていたところを整備したため沢山発芽していますが、黒ボク土(湿気の多い腐植質土壌)を好む草なので、小麦が健全に育つ乾いた土壌においてはほとんど伸びず除草の必要はありません。
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初雪

2020年12月05日 | 日記
自宅ベランダから平尾山方面。夜中、薄っすら積雪がありました。明後日は「大雪」です。
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