とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

造林鎌の刃研ぎ

2019年10月31日 | 日記
野草地の開拓を本格的に始める前に、やや刃こぼれのあった造林鎌を研ぎ直しました。


錆びていた刃が、研ぐとピカピカに。


錆びを取ると、鋼と地金の境目が良く分かります。光沢のある鋼に対して、地金(軟鉄)はくすんだ灰色。鉄(Fe)に微量の炭素(C)が含まれることで鋼になりますが、硬さだけでなく色目にも違いが現れるのは興味深い点です。
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造林鎌

2019年10月30日 | 日記
晩秋を迎え、夏草が茶色く枯れてきました。ブタクサなど大型の野草は枯れると木質化してかなり硬くなるため、夏の間使っていた中厚刃の刈払鎌では刃こぼれしやすくなります。そこで厚刃の造林鎌の出番です。

昨年まで使っていたのは片刃の造林鎌。


片刃は地金と鋼の2枚合わせなので、軌道を誤って鋼側に強い衝撃が加わると刃こぼれを起こします。片刃鎌は、刺身包丁のように当てて引き切るのが本来の用法のようで、対象を引っ掛けやすいように湾曲した刃の造りになっています。ゆえに刈り払うにはノの字を書くように振る感じになり、太くて硬い草の場合はスムーズに切り抜くのが困難で、どうも使い勝手が悪いなと感じていました。


今年は、より効率の良い作業方法を模索するため、数年前に購入したもののお蔵入りになっていた両刃の造林鎌を引っ張り出してみました。


両刃鎌は刃に湾曲がないので、日本刀の居合切りと同様に一文字で両断するイメージになります。


片刃鎌の振り方が身体に染み付いてしまっているので、ブレずに振り抜けるよう鍛錬しています。
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新規畝立

2019年10月28日 | 日記
タマネギの植え付けが終わり、今年度の作付けが一区切りつきましたので、昨年同様に、未開拓の黒ボク土区画の整備を始めました。ブタクサの林を刈り払い、新たな畝を立てます。


黒ボク土は、野菜を栽培するには水気が多過ぎる土壌です。過剰な土壌水に溶出したミネラル分が、ブタクサ(キク科)などの耐水性大型野草に吸い上げられてしまうので、結果として多腐植質の酸性土が形成されます。よって、野菜栽培に適した黒土に転換するための第一歩として、畝を作り土を乾かします。

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本日の収穫

2019年10月25日 | 日記
温帯低気圧と台風21号の接近により、昨夕から強い雨が続いています。昨年もそうでしたが、10月下旬に台風とは。明らかに気候が変わって来ていると感じます。土が乾く間のない断続的雨天。千曲川流域の被災地が気がかりです。

さて、本日の収穫物は、紅カブ、白カブ、野沢菜、大根、白菜、キャベツ、ケール、ルッコラなどです。










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大豆刈り取り

2019年10月24日 | 日記
大豆を刈り取って干し場にて追熟中です。例年なら、遅くとも10月15日迄には初霜が降り、それに合わせて大豆が枯れてくるのですが、今年は未だに霜の気配がありません。大豆の後作にタマネギを植えるつもりでしたので、いつもより早いタイミングでの刈り取りになりました。追熟してよく乾燥したら、脱粒作業に移ります。
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