土寄せ後に空いたジャガイモの畝間に草を敷くために、ブタクサなどが生えた藪草を刈り払っていますと、地際にモシャモシャとした白い塊がありました。
梅雨が近付き湿度が上がってくると現れる菌類(糸状菌)のコロニーです。枯草に菌糸を伸ばし、餌にしています。
掘ってみると、菌が分解中の枯草の下にくずくずになった腐植の層があり、植物の根が食い込んでいます。その下に細根が張り巡らされた団粒土の層、更に下はごろごろの粘土塊の層。ブタクサが主体の草藪なので細根は少なく、団粒土層はあまり厚みがありません。
深くなるほど粘土塊が大きくなり、やがてカチカチの硬盤層にぶち当たりました。元田んぼで水が溜まりやすい地形である上に、ブタクサが藪を作って水分蒸発を抑制しているため、かなり浅い位置に硬盤層ができています。
このような土壌構造のままでは、野菜が根腐れを起こしやすく十分な生育は望めません。
梅雨が近付き湿度が上がってくると現れる菌類(糸状菌)のコロニーです。枯草に菌糸を伸ばし、餌にしています。
掘ってみると、菌が分解中の枯草の下にくずくずになった腐植の層があり、植物の根が食い込んでいます。その下に細根が張り巡らされた団粒土の層、更に下はごろごろの粘土塊の層。ブタクサが主体の草藪なので細根は少なく、団粒土層はあまり厚みがありません。
深くなるほど粘土塊が大きくなり、やがてカチカチの硬盤層にぶち当たりました。元田んぼで水が溜まりやすい地形である上に、ブタクサが藪を作って水分蒸発を抑制しているため、かなり浅い位置に硬盤層ができています。
このような土壌構造のままでは、野菜が根腐れを起こしやすく十分な生育は望めません。