とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

ルタバガ越冬

2020年02月28日 | 日記
耐寒性に定評があるとのことで、初めて作付けてみたルタバガ(別名:スウェーデンカブ)。寒冷紗の下、マイナス13℃の冷え込みにも耐え、なかなか良い状態で越冬してくれました。


赤紫色の地上部に対して、地下部は白色。鮮やかなコントラスト。漬物用の大野紅カブもそうですが、赤系統は耐寒性が強いようです。
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ルバーブ株分け

2020年02月27日 | 日記
早い春の訪れに合わせて、ルバーブの赤い新芽が出始めました。昨年度の枯れた茎の脇から新芽が出て、今年度の茎が形成されます。


ルバーブは多年草であり、新芽が外側に出ることで年々株が大きくなります。混み合って根の行き場がなくなると十分な養分を確保できず、可食部である葉柄(葉の軸)が細くなってしまいます。そこで何年かおきに株を掘り上げて芽を切り分け、間隔を空けて植え直します。


ゴボウのような太い根ですが、ルバーブはタデ科であり深根性は強くありません。シベリア原産だけあって土壌凍結に強く、土壌水分がやや多目の方が良いようです。湧水が豊富な多湿黒ボク土に適した作物と考えられます。
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春先の野草

2020年02月22日 | 日記
昨日、本日と続けて春の陽気に。

寒波で焼けたオオイヌノフグリが青味を回復して次々開花。


例年なら3月中旬頃からとなるヒメオドリコソウがもう咲き出しました。今年は春の訪れが半月程度早い気がします。


昨秋新規に立てた畝では、十日前くらいから冬草があちこちで発芽し、既に本葉が覗いています。

本葉に毛がふさふさのヒメオドリコソウ


無数のヤエムグラ群落


夏草のカナムグラもぽつぽつと姿を見せ始めており、そろそろ春野菜の播種が頃合と思われます。





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ツグミ飛来

2020年02月20日 | 日記
タマネギ畝を物色中のツグミ。寒の戻りで虫が姿を見せなくなり、餌探しに難儀している模様。


渡り鳥のツグミは夏季にシベリアで営巣するようですが、当地には丁度オオイヌノフグリが咲く時分に滞在しています。草丈が低いと餌を探しやすいのでしょう。
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雨水

2020年02月19日 | 日記
本日は「雨水」でしたが、早朝の畑はマイナス7.5℃まで冷え込み、びっしり霜で覆われました。昨日は降雪もあったので、本格的な春はまだまだ先という感じです。


今年は小寒から大寒にかけての冷え込みが緩かったので、暖冬傾向のまま春を迎えるものと思っていましたが、立春過ぎに気温が急降下し、2月7日マイナス13℃、2月10日マイナス12℃と平年並みの厳寒期が現れました。ところが、2月13日には一転して最高気温20℃超え。短期間の内に高低差30℃というのは、越冬中の植物にとってかなり過酷な状況です。

冬眠中のタマネギ。なんとか寒暖差に耐えています。


陽気に誘われて開花してしまったオオイヌノフグリ。厳しい寒の戻りで葉が焼けてしまっています。
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