とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

初夏の風物詩

2019年05月27日 | 日記
連日30℃超えの猛暑。農作業が立て込む時期ですが、熱中症を避けるため、はやる気持ちを抑えて真昼は自宅待機。

木陰で涼むカッコウ。小満を過ぎると托卵のために里に現れます。警戒心が強く、いつもならカメラを向けただけで逃げてしまいますが、暑過ぎて動きたくないようです。
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大豆発芽

2019年05月23日 | 日記
5月12日に苗床に播種した黄大豆。


「小満」の5月21日からぽつぽつと発芽が始まりましたが、本日改めて見に行くと、半数以上が顔を出していました。


乾燥した大豆種子は小さな丸粒ですが、吸水すると2倍以上の大きさのラグビーボール状に膨らみます。タンパク質含有率の高さ(33%)に起因すると思われますが、他の豆類に比して抜群の吸水性を持ち、粘土質土壌であれば土がかなり乾いた状態でも発芽可能。寒暖の差が大きいほど高品質の豆が実るそうで、内陸盆地型の当地の気候に最も適した豆類と考えられます。

昨日からカッコウが鳴き始め、今年も大豆栽培の時節に入りました。
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大雨の後、草刈

2019年05月21日 | 日記
昨夜から本日昼まで続いた雨は、この時期には珍しくかなりの雨量となりました。梅雨入りしたかのような本降りでしたが、明日からまた五月晴れの日々に戻るようです。

雨上がり、真っ黒に湿ったジャガイモ畝。遅霜を警戒して芽欠きを遅らせていましたが、さすがに大きくなり過ぎました。芽が多過ぎると小芋ばかりになるので、減らして3本仕立てにします。


雨後は土が粘って耕しにくいので、鍬仕事を止めて草刈に専念です。陽光を反射して煌めく播州刈払鎌。
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乾燥に強い野菜

2019年05月19日 | 日記
明日から明後日にかけて低気圧が通過するとのこと。その前兆か、昨日から強風が続いています。本日は晴れましたが、浅間山上空はやや霞みがかっていて、雨が近いことを窺わせます。


今年の5月は気温がやや低めで、週に一度雨が降っていますが、土の乾き具合は例年と大差ありません。厳しい乾燥の中、平然と成長を続ける越冬レタス。十分な大きさですが、トウ立ちはまだ先なので、一つ飛ばしに中抜き収穫して更に大きく育てます。


その一方、レタス植え付けと同時に畝側面に蒔いた小松菜は、水不足のためなかなか育たず、虫に競り負けています。小松菜などのカブ系統のアブラナ科は、梅雨に入って表土が真っ黒に湿ると俄然元気になるのですが、土が乾燥している時期がほとんどである当地にはあまり向いていないようです。来年は春先のアブラナ科を諦めて、レタス2条植えにしようかと思案しています。

春蒔きレタスもだいぶ大きくなってきました。土手下区画の地下水位が高い畝であるため、脇のホウレンソウには過湿条件になってしまったようで、葉に縮れが見られ、あまり宜しくありません。


二度霜害を受けた絹さやエンドウはなんとか持ち直しましたが、ここも土手下区画で地下水位が高いので、梅雨入り後に根腐れする可能性があります。それまでに土がしっかり乾くと良いのですが、明日の大雨が問題になりそうです。


乾燥に強い点は同じでも、地下水が多い条件を好むレタスに対し、少ない条件を好むエンドウとホウレンソウ。春野菜の特性がだいぶ掴めてきたので、来年は適地適作を考慮して作付したいと思います。
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遅霜から一夜明け

2019年05月09日 | 日記
結局、昨日朝は、予報よりもひどいマイナス3℃の霜でした。お世話になっている直売所の方の話では、市内一番の冷え込みはマイナス4℃で、雹が降った地域もあったとのこと。直に明らかになってくると思いますが、各地で農産物被害が発生した模様です。

一夜明け、土を被せておいたジャガイモ畝では、早くも土に亀裂が入り、葉が顔を覗かせていました。葉が大きく展開してしまうと土被せはもう出来ないので、氷点下の遅霜が今回で最後となることを願うばかりです。


4月28日のマイナス4℃の霜に焼かれたため播き直した時無大根が、間一髪、霜の過ぎ去った昨日午後から芽を出し始めました。
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