とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

春分

2016年03月19日 | 日記
明日は春分。
雪をもたらした寒波が過ぎ去り、暖かな春らしい日々を再び迎えています。餌となる虫の数が十分に増えたのを見計らったかのように、カエルが土から這い出しぴょこぴょこと活動を始めました。

春を知らせる野草のアサツキ


やや遅れて生え始めたニラ


アサツキよりも耐寒性が弱いのか、出鼻から葉先が霜で焼けてしまっています。毎年の事で気になっていたのですが、よくよく調べてみると、ニラはタマネギと同じくかなり湿害に弱い、つまり乾いた土を好むようで、土壌水分過多が原因の霜害と言えそうです。植え直しとなるとだいぶ手間ですが、ニラについてもしっかり畝を立てて様子を見たいと思います。

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寒の戻り

2016年03月09日 | 日記
昨日までの暖かさから一転。しばらく冬の寒さが戻るとの予報です。
朝から降り始めた雨が午後には雪に変わり、自宅前の竹林もすっかり雪景色。
夜半には止むそうですが、そこそこに積もりそうな雰囲気です。


雪が解け土が乾くまで農作業は暫しお休みです。

さて、昨日の畑の様子を。

ライ麦


タマネギ


凍みて葉先が枯れてしまったタマネギに対して、ライ麦は分げつが進み青々と茂っています。耐寒性の差が顕著です。
どちらも高めに畝を立てて作付けましたが、タマネギの凍み上がりを防ぐには更に高い畝が必要かもしれません。
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啓蟄

2016年03月05日 | 日記
本日は啓蟄。
昨日昼頃からの暖かな陽気に誘われ、農業用水路の傍で羽虫が群れをなして飛び始め、それを狙うクモが巣を掛けていました。
畑の土手ではオオイヌノフグリが一斉に咲き、冷涼な当地にもようやく春が来た感じです。


行きつ戻りつする寒さがまだまだ身にこたえる時節ですが、晴れて気温が上がるタイミングを計って、ぼちぼち農作業を始めています。

先ずは、冬の風雪から土を守ってくれていたハコベなどの冬草を鍬ではぎ取り、


刃を寝かし気味にして浅く鍬を打ち込んで草の根を切りつつ、地表の腐食物を表土に混ぜ込みます。


昨年しっかり畝を立てた場所では、ふかふかの作土がだいぶ厚みを増したようです。
レタス、春ニンジン、エンドウなど順次播種を予定しています。
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