とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

タマネギ収穫

2018年06月18日 | 日記
タマネギの葉が倒れて黄色くなってきたので、順次収穫を始めました。


Lサイズ(8cm以上)まで太った玉が結構あり、肥料無しでここまで大きくなるのかと正直驚いています。
昨年、タマネギの前作として青大豆を栽培していた際に、しっかり土寄せをして高畝に仕立てたのが功を奏したようです。タマネギ栽培には土を乾かすのが大事と聞いて試してみましたが、土壌水分を調整することの重要性を思い知らされました。
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ネギ土寄せ

2018年06月14日 | 日記
下仁田ネギの一回目の土寄せが完了しました。


ネギ周りに生えた草を削って土と一緒に寄せ、空いた畝間に土手や通路の刈草を敷きました。梅雨時で雑草がぐんぐん伸びるので、敷き草には事欠きません。

土寄せにより畝を高くすることで土が乾いていき、乾燥に強いネギだけが優位に育つようになります。
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ニンジン播種用 畝準備

2018年06月13日 | 日記
台風がもたらした雨により畝内部までしっかり水が入ったので、ニンジン作付の準備にかかりました。砂質土壌は乾くと岩のように硬く締まってしまうので、雨で土を膨潤させてから根菜の種を播きます。

ニンジン作付予定地には、イヌムギなどの冬草が腰の高さ以上に伸びていました。すき込むのはとても無理なので、従来のように、鎌で刈って畝間に敷くことにしました。


刈った草を一旦脇にどけ、切り株を刻みながら表土を耕します。


畝間の地表には、前作の際に刈り敷いた草が風雨に晒されてボロボロに朽ち、腐植として積み上がっています。腐植下には細根が回った団粒層が形成されているので、薄く削り取って、腐植と一緒に畝に混ぜ込みます。野菜の生育に欠かせない養分の源です。


畝を整形した後、どかした刈草を畝間に敷きました。
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霧の中 ジャガイモ花盛り

2018年06月12日 | 日記
台風一過の雨上がり。湿度が高かったため、朝方の畑は霧が出ていていました。

<霧の中のメークイン>


アンデス高地が原産のジャガイモは、ソバやブルーベリーなどと同様に霧が巻くくらいのしっとり感を好みます。雨は好きですが、水が停滞するのは嫌いなので、平地で栽培する場合は山の斜面を模して高畝に仕立てます。春植えのジャガイモは生育期が梅雨に当たるため、高めの畝でしっかり排水するのが肝要です。
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ハンター現る

2018年06月09日 | 日記
いつものように通路を歩いていると、脇の茂みに怪しい影。
ん?と思って覗き込んでみると、大きなガガンボが肉食カメムシに捕まっていました。


クチブトカメムシと言う分類があるようで、昨年初めてその存在に気付きました。
カメムシと言えば、大豆などに取りついて樹液を吸う害虫だとばかり思っていましたが、クチブトカメムシの仲間は、野菜を食い荒らす蝶や蛾の幼虫の天敵だそうです。太い針のような口を突き刺して獲物の体液を吸います。

クチブトカメムシは、テントウムシと同様に成虫の状態で越冬します。昨秋、ケールの葉の上でモンシロチョウの幼虫を捕らえているのを目撃しましたが、きっとそのままケールの株元で越冬したのでしょう。最近よく姿を見かけるようになったので、畑に定住して数が増え始めたのかも知れません。
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