皆様こんにちは
山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。
店のお客様です。袖の食べこぼしのしみのしみ抜きの依頼です。
夏牛首紬単衣
夏牛首紬単衣 袖しみ Before
夏牛首紬単衣 袖しみ しみ抜き後 after
袖のしみは、付いたばかりなので、すぐに落ちたのですが、
夏物の牛首紬が非常に珍しく、私自身も今回初めて見ました。
牛首紬(うしくびつむぎ)は、主に石川県白山市白峰地区(旧白峰村)において生産される紬織物。
釘を抜けるほど丈夫なことから釘抜紬(くぎぬきつむぎ)とも称される。
その生産地の石川県白山市白峰(旧白峰村)が明治初期まで牛首村と称されていたことに由来する。
絹糸の原料であるカイコの繭は、通常一頭のカイコが作るものだが、まれに二頭のカイコが入っているものがあり、
これを『玉繭(たままゆ)』という。玉繭は二頭の糸が内部で複雑に絡み合っているため製糸は難しく、
普通はいったん真綿にしてから糸にするが、白峰の人々は先祖伝来の技でこの繭から直接糸をつむぎよこ糸とし、
通常の絹糸をたて糸として織り上げる。これが牛首紬である。
玉繭の糸は何本もの繊維がからみつくため所々に節ができてしまう。この節は織物にしても残り、牛首紬の特徴となっている。
カイコのえさとなるクワの木は、天然では高木になるが、雪深い白峰では雪に押し倒されて根元から曲がって育つため、
高く育たず葉を収穫しやすかったため、白峰では古くから養蚕業が盛んであった。
上等な繭は生糸や羽二重にするため出荷し、残った玉繭を利用するために織り始められたものが牛首紬の始まりである。
染色は、糸の段階で草木染めする場合と、白無地のまま出荷し染められる場合がある。 (Wikipediaより)
牛首紬は生産量が少ない為に札幌でも中々見る事が無く、夏物は今回初めて見ました。
呉服問屋で仕入れを担当していた方に、鑑定してもらうと、この方も初めて見たとおっしゃっていました。
ろうけつ染の柄で手間を掛けている事ととても素晴らしいと褒めていただきました。
着物のしみ抜きは、
厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる。
山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。
〒062-0902
札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号
電話011-811-6926 FAX011-811-7126
メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp
ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp
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