皆様こんにちは
山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。
いつも当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
呉服問屋さんから留袖新反仮縫いを他店で湯のしを行った所、袖山が
ヤケて脱色していたので、ヤケ直しをして欲しいとのご依頼です。
留袖新反(湯のし済み)は縫い
他店で留袖新反仮縫いを、解いては縫い後に湯のしを行ってきたので、検品すると
びっくりしました。伸縮性のある縮緬生地でロックミシンで行ったは縫いの表地が
ものの見事にずれていました。
ロックミシン
そもそも白生地の時点で生地幅はすべて同寸法のはずなので、断ちが入って染め上がり
整理(湯のし)をした時点でも同寸法のはずです。ロックミシンでは縫いをする時に
表地がずれない様には縫いをしないと、湯のし機に掛けて時に針番から外れやすくな
スルメの様になってしまいます。仕立て屋さんが上手く仕立て上がらないので、は縫いを
やり直さなければなりません。ロックミシンに不慣れの新人さんがは縫いをしてのでしょうか。
留袖新反(湯のし済み)は縫い修正後
ロックミシンでは縫いした所は全て縫い直しました。
留袖新反袖山ヤケ
袖山がヤケて脱色しています。
留袖新反袖山 ヤケ直し後
色掛け(色修正・染色補正)を行って補正した後に最後に湯のしを行いまして。
着物と洋服のお手入れは
厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる
山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。
〒062-0902
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休日 日曜・祝日
メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp
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