皆様こんにちは
山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。
北海道もすっかり夏の日差しに変わりにわかに暑くなって来ました。
以前は呉服店から浴衣反物の湯通しが来ましたが、
最近はプレタ(仕立て上がり)の浴衣が主流の為に反物での湯通しは減りましたしまして、
別染め浴衣の湯通しはほとんど有りません。
日本舞踊の藤間流の別染め浴衣の湯通しの依頼を受けました。
お客様はそのまま仕立てると色落ちが酷く、白地の帯を締められないので
色止めの依頼も受けました。
藤間流別染め浴衣
日本舞踊の藤間流の別染め浴衣の湯通しの依頼を受けました。
お客様はそのまま仕立てると色落ちが酷く、白地の帯を締められないので
色止めの依頼も受けました。
藤間流別染め浴衣
中を見ると品質表示と注意書きが入っていました。
藤間流別染め浴衣
本染めの浴衣の上手な洗濯方法
一とくに紺染め物は、はじめ洗うとき余分な染料が落ちますので最初は石鹸を使わず十分な水洗いをして下さい。
二長時間水につけたままにしておきますと白場に汚染することがありますのでご注意下さい。
三他の洗濯物とは別に洗って下さい。
四石鹸を使う際は軽く洗って下さい。
五かたく絞らず、なるべく陰干しにして下さい。
*とくに新しいうちは摩擦・汗等で下着や帯に色うつりする事がありますので注意して下さい。
と記載しています。
湯通し後の洗浄液
最近は色止めの入って洗剤が有るので糊と余分な染料を洗い出すと
すごい色が出て来ました。
湯通し後の洗浄液
色止めが入って洗剤は二種類持っているので両方試してみましたが両方共色止めが
効かずにたっぷり色が出ました。良くゆすぎましたがまだ色は出続けました。
画像は有りませんでしたが、別の色止め剤に着けるとピタッと色が止まりました。
浴衣乾燥中
乾燥して湯のしをしました。
藤間流別染め浴衣 仕上がり
何度かの洗濯で色が多少出ると思いますが、様子を見て欲しいです。
着物のお手入れは
厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる
山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。
〒062-0902
札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号
電話011-811-6926 FAX011-811-7126
メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp
ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp
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