思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

居眠り

2008年02月12日 | Weblog
居眠りの心地よさは何物にも代えがたい。
出る前に風邪薬を飲んで、寒空の中を会場に向かった。
今日の講座は、某弁護士先生の老人向けのお話。

「私を見たことがあると思いますか」と話し始める。
船場吉兆の謝罪会見でどら息子の傍からおふくろさんがしきりにささやいていたテレビの場面は有名になったが、その時におふくろさんの傍に座っていたのが彼だそうだ。
船場吉兆の弁護士を引き受けているそうだ。

そのあたりのイントロの後はトロトロと眠たくなる。
腕組をしながら首が前に前に沈んでいくのを意識している。
話は何となく聞こえている。
NPOの話、訪問詐欺の話、遺言の話、覚えているぞ、しかし部屋の暖房は心地よすぎるし、話の中身は退屈すぎる。

その私を斜め前方に座っていた女房がずっと見ていたらしい。
「いつ、椅子から転がり落ちるか」とハラハラしながら。
女房が言うには、彼女があまりにもしばしば後ろを振り返るので周りの人は怪訝に思っただろうと言っている。
彼女は怒っている。
隣の知り合いが「ご主人、転げ落ちそうや」と言ってたというから。

講演が終わる頃に、スッキリ目覚めた。