思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

意識する

2008年06月03日 | Weblog
彼女とは滅多に言葉を交わすこともない。
時々エレベーターの前で出くわして「こんには~」と言う程度。
先日もご主人と一緒に歩いてきて、いきなり「こんにちは~」と大きな声で言われて、思わず口ごもって「こ、こんにちは」と不器用に返した。
しかし他の人とは「こんにちは」の挨拶をすることすら少ないことを思えば、少しは親近感がある。

日ごろは殆ど化粧もしていないが、私のタイプタイプと勝手に思っている。

彼女は道の向こう側をひとり歩いてくる。
広い道路である。
私はすぐに気がついたが、多分彼女は気にも留めていないだろう。
まじまじと見つめては失礼だろうと、視線をそらして通り過ぎる時に木立を通して道の向こうの彼女を横手に見つめる。
「ありゃりゃ、あっちゃあ~っ」
彼女もこちらを振り返って見つめている。

私思わず
「にやっ」
と笑う。
彼女も照れくさそうに
「にやっ」と笑った。

これって、どういうこと、勝手に良いように解釈しておこう。
人生良いように解釈して生きないと。
「だからどうなの」って、そんな野暮なことは言わないで。