石狩市長が石狩湾沖を国の風力発電「促進区域」に指定されるよう方針
昨年12月8日、石狩市議会で口火を切ってから年明けの執行方針で改めて演説した。石狩湾一般海域では6事業者が洋上発電を計画。国の区域に指定されると一社に絞られ向こう30年独占的に石狩湾で事業展開できる。
北海道新聞 石狩当別版(2021.2.28)
石狩市は「促進区域」指定に向けた区画図を明らかにした。21年3月2日、石狩市は石狩湾漁協の希望だと言って「希望区域図」ならびに「風況図」を促進区域エリアを北海道に提出したと明らかにした。この希望区画は石狩湾漁協単独の漁業区沿岸沿いの魚の漁場、生育、孵化、その他貝類、甲殻類、海藻の優秀な生産地区であり、同時に、この区域は石狩市の風力発電ゾーニング検討委員会において石狩市が定めた環境保全エリアである。すでに、市民の間から抗議、反対の声が上がっている。
北海道新聞(2021.3.3)
北海道新聞 石狩当別版(2021.3.12)
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