グレタ・トゥンベリ
「風力発電」の人権侵害をアピール
奥の深さを世界に示す。
環境活動家 グレタ・トゥンベリさん、ノルウェーのトナカイ放牧原住民を支持、政府の植民地主義を追い詰める。
(2019年 国連で演説するグレタさん)
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日本経済新聞(2023.3.2)
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<参 考>
環境活動家のグレタ・トゥンベリさん、デモ参加中にまた一時拘束 1月にはドイツで
- ノルウェー・オスロで連行されるグレタさん(中央)=1日
- (Alf Simensen//NTB Scanpix提供、AP=共同)
グレタ悠然としてスマホをのぞいている…
グレタさんは2月27日、サーミがトナカイを放牧する牧草地での風力発電に対する抗議活動に合流。デモ参加者は巨大な風力発電機の姿と音がトナカイを怖がらせているとし、グリーンエネルギーへの移行で先住民の権利が犠牲になるべきではないと訴え、一部の政府施設への関係者の立ち入りを妨害したという。
ノルウェー最高裁は2021年、風力発電機151基がサーミの権利を侵害しているとの判決を出したが、現在も稼働している。(共同)