公開グループフェイスブック @ KUWAGASAKI より
F.和子 9月6日
岩手県が工事をしている閉伊川水門の様子です。
工事期間は当初より「3年」延びました。
→平成30年3月の予定が、平成33年3月
予算も70億円から295億円になりました。
これは台風10号が来る前の期間と金額です。また増額しまた延びると思われます。
この作業場は鮭の遡上にも影響を与えるため、漁師さん達との約束で冬の間は工事しないと決まっています。一年のうち工事ができるのは何ヶ月か。
詳しくは省略しますが、今までも何かあっても記者会見を開く事も謝罪する事も無く、岩手県は工事を着々と進めてきました。今回はそうでないことを祈ります。
自然と対峙するのではない、つきあい方を考え、生業、暮らし、観光、未来、個々人の利害を越えた議論が展開されはじめますように。
(台風10号が8/30−8/31に岩手県を襲いました)
閉伊川水門の作業場、中に水が入っているんですがどこも報道しないので、このまましれっと岩手県は工事を進めると思う。( ̄△ ̄)
いくら工期が延びても予算が上がっても市民の関心は無いままじゃないかなぁ。。?
どうだろーなー(ーー;)
台風10号被害後の閉伊川水門仮締め工事現場 2016.9.7
9月6日
矢板壁同様セメントプラント塔も壊れましたね。深く掘り下げて乾いた底でブルドーザーやシャベルカーが働いていた左岸仮締めの現場も泥水で満杯のようです…
上の写真は、8月3日の県・宮古土木センター主催のパブリック見学会のときの工事現場です。大きな城の基礎になる工事の現場でした。その後1ヶ月経ちましたから更に掘り下げらていたと思います。文字通り水泡に帰しました。(K.美好さん撮影)
なんぼ宮古市民でも関心がないままというわけにはいかないでしょう。2級河川の航路つき防災水門は日本初の世紀の大工事です。私に言わせれば黒部ダムや青函トンネル級の大工事に匹敵する工事だと思います。津波防災用で、なおかつ常時船舶航路つきの大水門です。それが出だしからこんなにみじめに破壊されて、だれか嘆かない人がおりましょう?雨で水没したんですよ!恥ずかしくてマンガにさえ描けないです。おっしゃるとおり県庁は必死で隠しているのです。日本初の大実験の白羽の矢が宮古市閉伊川だったのです。今のところマスコミも市民も気づいていませんね。マスコミさんも恥ずかしくて気づきたくないのでしょうね。残念です。