思い入れ「れいわ新選組」総括
2019 夏
参議院選挙をかく戦えり!
(14)オムニバス追加 ー衆議院選挙へ
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2020年
衆議院選挙をかく戦う!!
(1)5%では選挙に負ける3つの理由
私が、5%減税ではなく
「消費税は廃止」を主張する絶対的理由
(1)5%では連合政権どころか野党共闘も成立しない
もし消費税5%を共通政策にして野党共闘がまとまったら、それはそれで現行10%消費税の与党的世論に押されて野党総崩れが始まります。その事を先取りして、選挙で負けたくない目さとい野党各党が消費税5%を選挙争点に押し出すことは考えられません。あるいは、5%は受け入れても、5%減税は選挙公約としてぞんざいに扱われると思います。各党の本音は別々に各党の争点設定で、5%はほんのお飾り程度。「れいわ」といえどもそこに口出しは出来ません。本音において2019年夏の参議院選と同様に野党は消費税公約を避けたいのです。
れいわ新選組は早く「5%」の呪縛を解(と)いて、他党への踏み絵的な拙速共闘にこだわるのではなく、広く有権者に顔を向けて「消費税は廃止」の旗印に戻るべきです。「消費税は廃止」の高い旗印を掲げて、余計な迷いを捨て、賛同政党、個々党人個人、自党立候補者、各種各層サポーター、幅広い有権者を力強く募りましょう。この点で今のところ山本太郎氏は弱気です、サポーターには強力なサポートをお願いします。
(2)政治的無関心層への垂直的介入、説得は「消費税は廃止」主軸
「消費税は廃止」は政治的無関心層への垂直的公約である。何らかの理由で選挙投票に行かないなど政治的行動から離れている政治的無関心層は、ほとんど有権者の半数以上の厖大な政治的不活性層である。同時に、将来の政治の可能性を秘めた大票田である。与党はそのままにしておきたいとおもっている。野党はこれまで、この層に手をつける事に消極的であった。わずかに「ミナセン」等市民活動があったが彼らを投票に向かわせるには非力であった。
「れいわ」の提唱する「消費税は廃止」のインパクト、衝撃はこの層を揺り動かす。それは単なる消費税の減税、廃止の問題を超えて、政治のイノベーション、政治改革だと分かるはずである。「えっ? 消費税は廃止できるんだ!」という驚き。これまでの政治の与野党馴れ合いの国会劇場を見せつけられてきて、ここに来て、経済問題に垂直に切り込んでくる「れいわ」の議論に動かされないはずはない。「れいわ」だけがこの層に果敢に介入して、政治的な可能性を復活させる事が出来る。5%ではこの岩盤は動かない。
(3)後ろに続々と政治問題がつづいている。「れいわ」の手法だけが有効
農業では恐怖のグリホサート農薬、自家採種制限の種子法、遺伝子組み換え作物等、食品では野放しのトランス脂肪酸マーガリン、添加物・放射能まみれの学校給食、マイクロプラスチックの漁場汚染等、医療では薬漬け儲け主義治療、ゾーフィーゴ等の危険薬品、高額特効薬による患者差別等、原発問題は一歩も進まずデブリの40年回収問題、トリチウム汚染水、使用済み燃料の10万年保管問題等、そして、化石賞日本のこれからのエネルギー問題は、再生エネルギー等すべてに問題あり。最高検察庁、法曹問題…
── このような続々とつづく個別問題、最新問題に政治が追いつく事が出来るのか? ムリなのです。「れいわ」の爆発的エネルギーをもってしか受け止める事は出来ない。いずれの問題も「れいわ」が消費税をたたき切る大なたを振るうよう、根本的に力を尽くさなければ解決のめどは立たない。本来の政治を取り戻し、以心伝心、腹芸政治には若い力でおさらばしてほしい。
憲法問題、安全保障問題、景気問題、教育とその予算、年金や高齢化社会、少子化等の従来からの古い問題も避けるわけにはいかないが妥協、妥協、妥協の古い与野党の対立軸では問題の解決が見えない。与党も野党も時間切れの「落とし所」の政治に慣れきっていて国民の皮膚感覚に届いてこない。有権者は差別や生産性中心の日本社会に「れいわ」コンセプトの政治が根付く事を願って一刻も早く行動を起こすべきだと思う。
IR、桜を見る会、文書改ざんから官僚の不倫まで、微小、矮小な週刊誌的テーマの国会論議ばかりがつづいている。持続可能性のある議論はなく、懲罰動議や選挙の有利不利に極まって、結局、攻防双方の政治的共倒れだ。なぜそうなるのか? 「れいわ」が王道を歩むからである。
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いざ活動開始、しずかに出陣!「れいわ」の衆議院議員第1次立候補予定者 2020.2.17
公認候補予定者は次の通り(元は元職、新は新顔。数字は年齢。敬称略)。
東京2区 北村造(新・36)▽東京8区 辻村千尋(新・52)▽東京10区 渡辺照子(新・60)▽東京22区 櫛渕万里(元・52)▽埼玉2区 田島剛(新・41)▽千葉8区 太田和美(元・40)▽千葉9区 三井義文(新・63)
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【2020.2.17 NHK ニュース】
れいわ新選組 衆院選候補者発表
消費税5%を野党の共通政策に
れいわ新選組は次の衆議院選挙に擁立する候補者を初めて発表し、山本代表は消費税率の5%への引き下げをほかの野党との共通政策に掲げ共闘したいという考えを重ねて示しました。
れいわ新選組の山本代表は17日、党本部で記者会見し、次の衆議院選挙で東京や埼玉など首都圏の小選挙区に擁立する候補者7人を発表しました。
この中で山本氏は「野党は誰もがピンとくる政策を掲げる必要がある。消費税率を5%に引き下げる旗を揚げて戦うのがいちばんだ」と述べ、消費税率の5%への引き下げをほかの野党との共通政策に掲げ共闘したいという考えを重ねて示しました。
一方で5%への減税を共通政策に盛り込めない場合は共闘はせず、独自に候補者を擁立するとしたうえで「衆議院選挙が近づいて危機感が強まらなければ話し合いは難しいだろう。門戸は開きっぱなしで待っている」と述べました。
れいわ新選組は今後、全国で候補者の擁立を進める方針です。
(了)