昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

秋の万博公園①

2015-09-30 | 歴史・文化遺産
秋の風景が少しはあるかも知れないと出かけたものです。
万国博覧会の展示物がそこ・ここに見られます。

月の石が話題になった当時、月のデフォルメが展示出品されていました。



秋の七草:ハギ。花は舌状花でエンドウの実のような種子である。




広いバラ園にも、まだ3割くらいが花を付けている。
プリンセスミチコ:皇后の結婚を記念して、フランスから送られたもの。




他の種が衰えるこの時季でも元気にしていたフランスの品種。足元ではスズメが忙しく土を引っ掻きます。



天高く

2015-09-29 | 自然界
秋が深まってきました。夕焼けが懐かしい。
明日からの晴天を予感させる。



夕空が輝き始めた。



更に赤く、陶工柿右衛門が求めた赤はこんな色だったか。




やがて夜の帳が降りてきた秋の空は、名月を迎えるのでしょう。

牛舎より

2015-09-28 | 話題
牛乳が完全食品と聞いたことがある。
御飯の代わりに牛乳だけでも良い、という理屈もありますね。

牛舎の中の牛も入れると150頭はいるようです。



100m離れていても、「何か用事?」と注目する。


まだ大人でもないのに、背中に乗って遊んでいます。



小屋の中で、退屈しているジャージー牛、角が曲っているのが特徴です。




大空は秋の雲。キラキラ光るのは、野生?の蜘蛛の巣です。



ちょっと拡大します。これはどちらもジョロウグモ(♀)ですね。
♂は体長が1/10にもならない大きさで、交尾の後で食べられてしまうと言いますね。食べかすが残っていました。



高台の牧場の谷間に、加工工場がある。



ジャージー牛乳の牧場①

2015-09-27 | 話題
兵庫県播州平野の中央あたりにある、高原地帯を訪ねる。
奈良の大仏建立の時代に生まれたと言う一乗寺にほど近い、播州平野の中の少し高台に、ジャージー牛の牧場がある。
牛乳製品のデザートなどが並ぶ。



ミルカーズという名のレストランである。



県知事の推薦状が掲示してある。



建物の庭では、メタセコイヤの足元で、野外の空気を味わいながらの一時の憩いを取る。



国立飛鳥資料館を訪ねる⑥

2015-09-25 | 歴史・文化遺産
飛鳥地域の南の東、橘寺より東の方に、飛鳥時代に賑わった文化があった。
今回も、飛鳥資料館からです。   右上にあります。




飛鳥から、東へ出て行こうかと言う所に山田寺があります。資料はあっても、実態が見つかっていませんでした。
それが土の中から発見された時は、ニュースになりました。



木材のレンジ窓の桟がそっくり土中で残っていたのです。この資料館も、この発見がきっかけで建てられたと記憶しています。




山田寺です。


資料に基づく山田寺です。

国立飛鳥資料館を訪ねる⑤

2015-09-24 | 歴史・文化遺産
石人像がある。これも謎の石像の一つである。



今は、庭の一画に立っており。手に持った杯から水が噴出している。更に、後ろの人物の口からも噴水が出ている。
 男女の像と言われ、後の人物が女性だと言う。
両手で後ろから抱きついており、その手がよく判る。腰より下の部分のスカートの縞模様が見える。
 
これら二本の噴水は石像の中で繋がっていて、足の裏から水が供給されている。
  当時どうやって測定して岩の中で連結工作をしたか、相当な技術がいると思う。



胸の交差した円筒形の管が噴水の流れていた所である。左斜め上の管が後ろの人物の口にある噴水です。
 聖徳太子の時代、舞台でのお芝居があったと言われる。彼らは劇を演ずる役者とも考えられる。

前の像は杯を両手で持っていたが、今は欠損している。杯が欠落したために、噴水が通過したパイプが露出したもの。

両者の足元を見ると、後ろの女の像の足が見えている。足は、前の男の足を抱え込んでいるように見える。
おんぶにだっこ。


国立飛鳥資料館を訪ねる④

2015-09-23 | 歴史・文化遺産
飛鳥の里には不思議な造形の岩が散在する。
その一つに二面石がある。ここに大和の民が住まいするよりも以前に居た人たちの遺跡かも…。

聖徳太子の誕生の寺と言われる「橘寺」の境内に善と悪の二つの顔を持つと言われる「二面石」がある。


どちらが善で、どちらが悪でとは言わないが、人の心を表したのかも知れませんね。


謎だらけの石の造形です。蘇我氏とか、物部氏とか以前の時代だと言います。



蘇我氏から発展していった、飛鳥時代の系統図がありました。どこかで名を聞いた人たちが並んでいます。



国立飛鳥資料館を訪ねる③

2015-09-22 | 歴史・文化遺産
飛鳥の里は彼岸花が似合う気がします。
庭を流れる小川の岸辺にも咲いていた。






館内の展示からアップします。
大和三山(畝傍・耳成・香久山)、石舞台古墳が足下に見えます。


写真の赤のラインの枠は上の写真の一部分です。


ジオラマです。遠くに飛鳥寺。左上:甘樫の丘。真下に聖徳太子が生まれたという橘寺です。



亀の姿の石の水盤は話題になりましたね。


国立飛鳥資料館を訪ねる②

2015-09-21 | 歴史・文化遺産
資料館に入る。庭園は無料で、そしてまた六十五歳以上は全館無料。
今日は第一展示室は閉じられていた。



亀石:飛鳥の里の田畑の中にある。



烏帽子のような帽子をかぶり、杯を持つ男の後ろから女が抱き付いていると言う。
二本の噴水は中で繋がっている。




猿石。



これは頭頂部分から噴水が出る。通称須弥山石(裏と表)




万葉文化博物館の近くで発見された酒船石。


酒船石は液体の流れを作る。その流れはまるで流水を楽しむようなスタイルです。手前から奥に流れる。



流れの下流から見る。



さらに下流には、石の溝を流れる。

古代の人の遊び心かも…。