昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

植物園2(ケープタウン)22

2009-11-30 | 海外旅行
すでに午後5時であるが、夏季の日暮れにはまだまだ時間がある。

 カーステンボッシュ植物園に入る。

芝生の庭が広がり、草本のブッシュが点在している。ピクニックチームがいます。左端は現地ガイド。





中年の女性が撮影しているのは、目前の白バラ。アイシャドウに見える眼のエジプトガンのファミリーです。






 2つのゴクラクチョウカ(バードオブパラダイス)は南アフリカ原産です。
上:オレンジと紫の花です。高さ1mくらい
下:白と濃紺の花です。高さ10mくらいで、ホワイトバードオブパラダイスと呼ばれる。







椰子の仲間だろうか。小さな斑点のある球果がなります。
 






赤い花は鳳凰木にしては赤すぎますね。手前のふさふさした葉のある竹のようなものはあまり見かけませんね。





イングリッシュガーデンには滝があり、泉がある。
 





林間の泉に浮かぶアザラシの彫像。





鶏くらいの鳥がいた。




植物園はここから山の高台の斜面に入ります。

植物園(ケープタウン)21

2009-11-29 | 海外旅行
pm4:30にケープタウン空港到着後、直ぐにテーブルマウンテンのケーブルに乗る予定であったが駄目で、植物園に行く。


世界自然遺産のカーシュテンボッシュ国立植物園を訪ねます。





赤で塗っている場所が世界自然遺産の公園である。

ケープタウンの位置は多くの人に触られて、黒く剥げかかっている。このキズの中に当植物園がある。

黒くなっているもう一箇所がアフリカ最南端の位置である。

 ここを訪れる人は、おそらく最南端はこの地点だと喋りながら、看板の地図の下部分に爪を立てたに違いない。








公園の入口には、現在咲いている花のサンプルが並べてある。
 







良く見れば、何種類かは日本に輸入されたのか、良く見かけるものがある。





この木のトンネルの向こうは、広大な自然を残しながら少しだけ手を入れた公園が出来ている。




ケープタウンへ(南ア20)

2009-11-28 | 海外旅行
 ヴィクトリア空港を出て、ヨハネスブルグに着き、プレトリアでジャカランダと出会った後、再びヨハネスブルに戻りました。
 そして、ヨハネスブルグから、アフリカの南の町、ケープタウンに着きました。


ヨハネスブルグ空港で、となりのブースにファスナーの付いた緑一色の飛行機を見つけた。面白い。





今回もブリテイッシュエアーラインで、ケープタウンに向います。大きな計画都市が広がります。






街の向こうに、噂のテーブルマウンテンが見え…ない。雲のテーブルクロスのかかっているテーブルマウンテンである。右の二つの峰はライオンズヒルと言う。左を頭にライオンが横たわっているようです。






ケープタウンの空港で、真っ赤な飛行機を見つけた。アフリカの赤い土壌が生んだ色でしょうか。左方にはアフリカン航空の尾翼が見える。








着陸がpm4:30で、まもなく夕方である。こちらは夏で、日が暮れるのが大変遅い。テーブルマウンテンの雲は晴れそうにありません。





この街で3連泊です。この地図は上が北でした。



さらばビクトリア滝(ホテルの朝)19

2009-11-27 | 海外旅行
ジンバブエのホテルの最後の夜が明ける。


東から上る太陽は六角形でした。右方にはビクトリアの滝の水煙が上がります。







バルコニーへお客さんです。様子を伺ってから中に入ってきた。






臆面もなく、その場でむしゃむしゃと。






庭で何か動いています。2頭います。




何か捕まえたようです。





ホテル玄関前のバオバブの木です。よーく見ると花が咲いています。



ズームをかけると、アオイのような、ノボタンのような花です。これはマダガスカルのファニーバオバブとは種類が違うようです。





モーニングコーヒーのシュガーにはホテル名があった。3回目の朝でした。



 午後、ザンビアのリビングストン空港からからヨハネスブルグへ飛びます。

 そこで、バスでプレトリアに向い1泊。

 その後、アフリカ南端のケープタウンでした。

イギリス色の強い南部アフリカは、どこでも道路は左側通行でした。



ビクトリア滝(ザンビア側から)18

2009-11-26 | 海外旅行
今朝は国境を越えて、ザンビア側から、ビクトリア滝の東側を見るという。
 今年は、ザンビア側の滝の水は少ないそうで、昨日の滝の迫力を見ているので、それほど感動しない。


 東西に広がる滝の断崖の中間に、南へ流れ出る川筋がある。Tの字型にクロスしているところまで歩きます。

渓谷を東から見ます。向こうの崖で手を振っているのは、何でもナンバーワンとばかり言っていたバスの運転手かも。




縦に眺める滝の全貌を縦長でアップします。滝壺の辺りに虹が。下方にはラフテイング用でしょうか、ボートが憩っています。
                  
ザンベジ川は滝より下流はジグザグに浸食された渓谷になります。世界でも有数の激流が流れ、川下りのラフティングで楽しむそうです。




この滝はジンバブエの国の滝です。





現地のファミリーが遊びに来ています。背後の滝は、今年は水量が少ないというザンビア側の滝です。





バンジージャンプの橋です。右がジンバブエ、左がザンビアです。







左:土産物の店の前で、太鼓を叩き続ける白髪の男。
右:ザンビアのリビングストン市の市街を飛行場に向う。日の丸を見つけた。日本の支援プロジェクトで、市内の道路が改良されたなどと書いてある。








道路に沿ってバザールのあるところで満開だった鳳凰木の街路樹。マダガスカル原産という。マメの仲間で逞しい赤である。


ビクトリア滝(ヘリコプター)17

2009-11-25 | 海外旅行
1.7kmといわれる滝の姿を、館から、横から、斜めから、上空から訪ねました。

パイロットを入れて7人が乗り込みます。案内の看板には、コースはいろいろあるというサンプルが書いてあります。



時間にすれば10分そこそこ、滝の姿に堪能してください。あっ!停まっている?





3連泊したエレファントヒルズホテルは城のようです。ムガベ大統領も泊まった。







サバンナの草原に白い水蒸気が上がります。そこがビクトリアの滝。川の屈折が凄く鋭角です。





右方にバンジージャンプをする橋が見えます。国境にかかる橋です。滝の水はすべてこの下を通って流れる。







橋の向こうはザンビア、手前がジンバブエです。上流の川が国境ですが川幅が2kmはあるでしょう。







メインの滝は大部分がジンバブエ側の滝です。







この長い切れ込みの断崖は深さ70-80mの谷です。太陽に光るザンベジ川の水面。





渓谷を縦方向に覗きます。これらの水が右方に流れると、屈折した谷川になります。不思議な浸食ですね。






ジンバブエ側の滝のすべてです。ザンビア側の滝は手前になる(翌日の予定)。
 左端が浸食も深いデビルズフォール。数百年後の新しい渓谷はここから始まる気がしますが…。






ぐーっとカメラを引くと、あの大きな瀑布は、大自然の中に埋没してしまいます。




再び、我がホテルの上空に戻ってきました。 滝の水煙が見える。


ご近所の秋

2009-11-24 | 話題
  所用で出かけたご近所に、見事なサクラモミジが見られる時期になりました。家から約1.5kmにある私鉄の駅で、春のサクラは言うまでもなく、秋の風景は見事な色でした。

とにかく赤い。



電車がホームに入ってきました。




昼時の電車の乗客は少ない。ひっそりと静かにホームに滑り込んできました。







まるで赤い花が咲いているようです。





阪急電車の新型車両編成の特急が轟音とともに走り抜けます。駅舎の後に見えるサクラでした。





駅前通りのバス道はケヤキのモミジです。赤色とか黄色とか、それぞれ異なる。






駅前ロータリーのナンキンハゼが色づいています。あと数日で真っ赤になります。


丹波の秋

2009-11-23 | 旅の風物
丹波路に秋を見つけた。ここには作られた秋でなくて素朴な秋がいたように思いました。

青垣町の道の駅です。




特に丹波産の物という気取りがないのが、素朴に思えて。店番の人は村のおばさんでした。







鳥取産の「ししゆず」巨大なゆずで「果肉を食べても果汁を絞ってジュースに、薬味に。お風呂に浮かべればゆず風呂になる」といいます。
右:こんな柿は見たことがありません。小粒です。










このアマゴ膳も目的の一つでした。アマゴというのはヤマメとイワナの中間種で関西に多い。丹波栗の渋皮煮も、釜飯もうまかった。





左:撮影が終わってから、から揚げが出てきた。骨もぱりぱり。
右:収穫を忘れられた瓢箪が一つ、ぶらぶら。生気がありませんね。






アマゴの店の前栽で、実りの多い南天です。






左:そこにあった白の八重のサザンカ。良く見るとピンク色の花弁を持っている。
右:ピラカンサはあちこちで見られるようになって来ましたね。外来種ですね。







ひっそりと建っている村のお堂、今は派手に彩られて…。





お堂の祭事に使われるのか、小さな空間には黄色の絨毯が出来ています。




里山の佇まいでは、山も綾錦に染まっています。

PS:アマゴは2008.9.3にアップしています。

丹波青垣町(高源寺)

2009-11-22 | 歴史・文化遺産
今日は土曜日で、東西方向の高速道路の渋滞を避けて、北に向うことにしました。

 丹波の名刹、高源寺の紅葉はどうかと向いましたが、ここ数日の冷え込みで一気に進み、すでに落葉すらも終わっているようなカエデでした。ここの紅葉は、黄色が多く、見事なコントラストを表現します。



北に向う舞鶴道の山の姿は、「ははそもみじ」で斑ら模様に色づいていました。3連休の初日でも、混雑はそれほどでなかった。S.Aだけはどこも満員でした。カニ鍋目的の旅でしょうか。





 臨済宗の古刹「高源寺」は例年なら紅葉真っ盛りの時季で、観光バスでも参拝客が次々とやってきます。

石碑に彫られた高源寺の字が見えるでしょうか。横には石仏が坐ってお迎えです。











石段を上がって、振り返るとまだ赤・黄が残っていてほっとする。







山門の楼閣はバランスが良く、いい姿です。花頭窓が整然と3つ並んでいるのも面白い。











仏殿前の広場は、程よい紅葉も残っていて枯れた風格がある。







左:横に築山のような小山があり、雪舟の作だそうです。折りしも二人の地蔵様が下ってきました。
右:どっしりとした重厚な三重塔です。





 三重塔の位置から仏殿を見ます。

この仏殿の屋根が変わっています。半分だけの寄せ棟ですね。積雪の関係でしょうか。
左の小さなお堂は鐘撞堂です。






斜面に植えられたサザンカの畑が綺麗です。イチョウの黄色が映えますね。






左:赤いサザンカ一輪。手入れがいいのか、多数咲いていました。
右:庭にある憩いの休憩所、なかなか格好がよろしい。






嵐山(大河内山荘)

2009-11-21 | 歴史・文化遺産
遅い寝起きで青空見れば、こんな快晴で家に居ることはないと、出かけました。外の明るいうちに帰宅するつもりで出かけてきました。


いつも素通りする大河内山荘を訪ねてみようという訳です。平日というのに渡月橋など結構人が多い。






日照の関係か、冷え込みの関係か、緑の葉が紅葉をバックにして、秋の準備をしています。







ここでは緑の葉が、紅葉に遠慮がちに赤くなる順番を待っています。







造園された庭には、要所要所に建物がバランスよく構えています。大乗閣が庭に浮き上がります。
 









対面する山林には、紅葉の葉隠れに鳥居が置かれ、石造の五輪塔が見え隠れします。これは舞台の書き割りですね。







左:大乗閣はバランスの取れた建物で、絵に書いたようです。
右:ところで、先ほどから目の前を飛ぶ虫は、函館の雪ムシのような姿です。(この雪虫のような虫については、2007.11.30のblogにアップ)








赤・黄の樹林の向こうに、萱葺きの滴水庵が見える。それは祇王寺を思い起こさせる。







最も高所には、見晴台になる東屋がある。

右側は写真でカットされているが、嵐山の紅葉の稜線が見える。そして洛中を見渡せば、東山山麓までも、ちょっと霞んでいますね。

北に眼を移すと、比叡山四明岳が見えます。手前には並び岡の二つの峰があります。







萩も秋のお付き合いです。黄色くなっています。





白のサザンカが美しい。