昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

越前岬(水仙)2

2014-01-31 | 自然界
遊歩道がお勧めの水仙の観察道かもしれないが、崖の斜面を歩き回ることだろう。





千枚田は稲ならぬスイセン畑である。高低差100m?「えちぜん水仙の道」がおすすめ。
呼鳥門の字が見える。









水仙の千枚田の最上部に僅かに残る千枚田。





緑の田は、スイセンの緑になってしまった。




よく見れば、石垣を積んで田を作っている。




水仙の絨毯。



水仙の香り。




海まではかなりの標高がある。






左:梨子ヶ平への案内標識。右:海岸沿いの道路は今は使われていないようだ。
 


越前岬(水仙)1

2014-01-30 | 自然界
越前海岸の崖が海に落ち込む海岸線は、急峻な絶壁が続き、
海岸沿いの道路は、幅の狭い平地に沿って、村々が寄り添っている感がある。

越前岬の周辺は、崖が地肌を見せるところには、スイセンが咲き乱れている。

この道路標識は少し古くて、今は破線の部分の道は完全舗装のドライブウエイである。




とにかく、高い所に上がってみないと、全容がつかみにくい。てっぺんまで登る。
はるか下に観光地の建物や、温室とか燈台が見える。




越前海岸を俯瞰する展望台まで上がる。ここまで斜面が急峻で建物もほとんどない。





花が咲いて、いい香りがする。花の中に入るのは、この崖では少し危険。




花は清楚な感じである。




少し下ってきて越前岬の灯台が近づいてきた。川中美幸だったか越前岬の曲が…。





海岸線の岩礁地帯は、冬の日本海という感じがする。




斜面はすべてスイセンが咲く。植栽されたにしても見事である。




拡大するだけで、スイセンの香りが聞こえて来るような。



水仙(越前海岸)

2014-01-29 | 自然界
越前に行こうというので、高速道路を北に向う。
雪の深いところだが、行ける所まで走る。

トンネルを出ると、目前に雪の伊吹山が白い姿を見せる。
間もなく米原での名神高速と北陸道の分岐点である。




白い山と言うのは神様が住んでいると言われる。




長浜付近で伊吹は北斜面を見せる。





北陸道は北国街道と並行に走る。




蕎麦の旨い今庄ICを過ぎて、南条SAで案内を聞くと武生ICから海岸線に出るという。
もう10年以上も前に走った道である。
 



ここはもう北国である。雪もかなり本気で冬を演出している。




武生ICから陶芸村などを通過して、海岸線に向かうことになる。





これがまた、山地の寒村を通過する峠道であった。織田信長の出た織田村も通過する。
雪を左右に見ながらの小一時間。




深い谷を、ループの道でクリヤーしてから海の見える海岸線に出る。
雪はなくなり、路側には水仙が群生していた。




水仙の花盛りであった。





こんな標識もある道を進むと、かなり広範囲で水仙の里が広がっていた。




牡蠣の旬(日生へ)

2014-01-28 | 話題
牡蠣のシーズン。
TVで岡山県日生漁港の焼き牡蠣を取材していた。「五味の市」はもうお馴染みになっている。
 朝早くからここに来訪して注文していった贈り物が積んである。
鮮度が落ちると怖いけれど、発送もできるのだ。



この2つのざるで、まとめて1500円にするという。

少し粒が小さいので、お隣の店で購入する。


焼き牡蠣の設備がある。昨日のTVに出ていたこともあって、テントの下では、賑やかである。





数は数えなかったが、3-40個はあったろうか。





どんどんと焼き上がってくる。これは実の付き方が蓋の方についている。




蓋の開きにくいので殻の中で、焦げ付いたものもある。ジューシーで旨い。




貝殻が山となる。




BBQと言うか。バーベキュー。






帰途、中国道の三木SA。西の空が綺麗。青空の中の白線は西に向かう飛行機雲。




また西に向かう飛行機雲と重なって、神戸空港着の機体が下降してくる。





空を飛ぶ火の鳥も、かくやとと言う姿で、西の空へと落下していく。




この時、すでに太陽は地平線の彼方に沈んでいた。明日もいい天気だ。



知覧武家屋敷

2014-01-27 | 歴史・文化遺産
 知覧武家屋敷を訪ねる。
サツマハヤトの末裔が、それぞれ自宅を、城の構えのように作る。村全体が防護の行き届いた城郭に見える。
観光の賑わいがある。



江戸の町衆が木戸で自衛するような形である。薩摩藩の施策の一つであった。




各家々では、城壁よろしく高い石垣に囲まれ、通りに面している。




門戸のある石垣の奥に、更に石垣を作り、外敵から護られている。蔵を修理したのか立札が面白い。




ここの屋敷は、表門から真っ直ぐに入れない。石に着くコケからは時代を感じる。




母屋の縁側から見る中庭は立派な構への庭園である。





こちらの家の庭は時代を感じさせる。自然の姿を、ここに再現したよう。




ニニギノミコトが、アマテラスオオミカミの命令を受けて、
高天原(タカアマノハラ)から日向(ヒュウガ)の高千穂峰に降り立った時の姿である。




鹿児島市街を見下ろす。




この丘の土産物屋の店頭では旧札を展示している。西郷隆盛の自刃したという洞窟がある。

前回アップとも重なっているのもあるが、改定した積り。

特攻隊

2014-01-26 | 歴史・文化遺産
=悼=
太平洋戦争の末期、まさに死に物狂いの戦争が生みだした「特別攻撃戦闘機」(=特攻機)という肉弾戦の作戦だった。

多くの若者の命が消えていった作戦だった。彼らの訓練はこの地「知覧」で行われた。数日間だったという。
知覧には、その訓練場に建てられた慰霊の建物があった。
「霊よ安かれ」と祀られている仏様のお堂である。



訓練場の入口に戦後建てられた特攻隊員の像「とこしえに」が建立されている。
 




特攻隊で命を失った若者の数で、石灯籠が並んでいる。その一部である。




三角の兵舎が彼らの寮でした。
更に他にも遺品になる品物があったけれど、カメラに収めるのはつらいものでパスします。





左:在りし日の特攻隊兵士たちの姿。
右:特攻機のゼロ戦から、彼らの魂を救う平和の女神様ですね。兵士は焼けて赤くなっている。
 


全国から特攻隊員が集められた。縦のラインが20人。東京が80余名で多いですね。




片道だけの燃料を積んで出撃する兵士たちの遺書が「かたりべ」によって紹介される。




何という非人道的な作戦であったことか。しかし彼らは笑って死を迎えていたという。
他の多くの遺書は、家族を気遣い、別れを惜しんでいました。涙なくしては見られなかった。

最期の最初の孝行…。近所の皆様の顔が浮かんだことでしょう。

開聞岳

2014-01-25 | 旅の風物
薩摩半島の高台にある池田湖には、怪獣イッシーがいるという。



この神秘的な湖は、周辺の郷を潤す。正面が開聞岳で薩摩富士である。




イッシーならぬ2mにもなる大ウナギが住むという。





この頃早い春はナノハナが満開。




憩いの公園でもある。




開聞岳がナノハナより低くなって見える。




薩摩半島の南端は長崎鼻という岬である。




青春時代に来たことがある懐かしい景観である。もっと自然が身近にあった気がする。




灯台までは行く。



更に岩礁を乗り越えて最南端に行く人も多い。



古事記神話の伝説を持つ竜宮神社。
解説板にある豊玉姫(トヨタマヒメ)は古事記では、
ニニギノミコトとコノハナサクヤ姫を親として、生まれたヤマサチヒコと結婚した。





雨に煙る開聞岳(薩摩富士)は、
太平洋戦争で特攻機が機上から別れを告げて南へ飛び去ったと言われる山である。



観光列車

2014-01-24 | 旅の風物
最近でもJRは多彩な特色のある観光列車を走らせる方向らしい。
その試みに沿って。廃線にするには惜しいと、ここの路線は工夫を凝らしている。




吉松まで走る。




ここはかつての鹿児島本線だったようで、バイパスの路線が開設されてからは、
この峠を越えている鉄路は観光用になってしまった。



いさぶろう・しんぺい号の名前の由来は聞かなかったが、特別に改装されて人気があるらしい。
JR九州ではよく見かける。




内装も外装も、どこか楽しい雰囲気がある。
 




線路が円を描いて標高を上げて行く。さらにスイッチバックもある。




最高所の駅は「やたけ」駅である。機関庫があって、デゴイチが置いてある。見学に行く時間は十分に取ってある。







えびの駅には茶碗としゃもじを持ったでく人形が並んでいる。田の神様(かあさあ)の変わりものである。




この駅での乗降客が多い。




吉松でこの列車を降りて、バスで今度は南へ向かう。




本物の汽車が走る遊園地の乗り物と言う感覚であろうか。しかし料金はしっかりと取る。駅名にも旅情をそそる。



人吉(西南戦争激戦の地域)

2014-01-23 | 旅の風物
霧島温泉を出て、北に走って人吉に向かう。ある観光列車に乗るため。

竹野町に入ると街路樹が竹である。



道の駅「ちくりん館」がある。




川内川に架かる橋の欄干が不思議な形です。何?
川内川はうねりながら、東シナ海にそそぐ。
 
かぐや姫のデフォルメ。



「えびの」まで宮崎道、そこから九州自動車道で「人吉」に着く。
途中のP・Aで見つけた「田の神様」(たのかんさあ)、米飯としゃもじを持っている。ローカルな守り神。
 




いい人ばかり住む街、人吉。少しは名の知れた「幽霊寺」がある。

おどろおどろだが、和尚と最後は酒を酌み交わしたいう福の神でもある。…「やっぱりこわい」
 




静かな盆地に見えるが、西南戦争では激しい戦いがあった。薩摩軍の本部となった。
球磨川の流れで、美味い酒があり、温泉が町中に多く湧いている。

永国寺は地図中央下の赤点。





商店街の中に、温泉の足湯がある。




隣の酒造家の家では、ほぼ飲み放題の試飲が楽しめる。球磨焼酎である。




焼酎もだが、清酒が美味い。



幸せな殿様である。




駅前の広場に、からくり天守閣がある。かわいい。






時代が変わっても変わらぬ球磨川の流れ。




霧島神宮

2014-01-21 | 歴史・文化遺産
ツルを見た後、ローカル色の観光地を巡るツアーだった。ここは霧島温泉。
こんな湯けむりが数本谷間から噴き出していた。



由緒のある霧島神宮にお参りする。




本殿が見えてきた。三層に重なって見える大屋根の棟は、その格式の高さを示す。




標札によれば、
ご神体の大杉は樹齢800年、幹周囲7.3m、高さ35m。(奈良の三輪大社も杉だった)
霧島杉とも言われ、ヤドリギにはヒノキ、楠木、樒を持っている。九州一帯のスギの祖と言われる。




ツアーの旅はゆっくりと鑑賞できませんね。
 



坂本竜馬が、初めての新婚旅行なるものでここに来たという。




豪華な福笹。




破魔矢にも個性がある。




今宵の会席膳。



朝の湯煙りは、1本よりも数本がいいような…。賑わいを感じます。また情緒がありますね。