昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

琵琶湖の変

2016-07-30 | 動植物

琵琶湖のあの広大なハスの群落が、皆無になったと新聞に掲載された。

琵琶湖博物館・琵琶湖水生植物園の入口。

 

ハスの葉で埋め尽くされる湖面が、なくなっている。

 

湖岸近くの岸辺は、ヒシがそのままだが、このアオコのような緑色の湖水は…。

 

 

琵琶湖大橋を望む、沖の方で数個の花が咲き、シラサギが獲物を待っている。

 

拡大します。シラサギも心なしか痩せているように見える。

 

 

花が少し見えるのが、和む。

 

 

手前の緑の盛り上がりが葉のなくなったハス。このまま枯死か。

花をつけているが元気がないです。

 

カモのファミリーが、散策中。

ハスが生育しないのは、ハスの新芽を、カメが食べてしまったという。

湖岸の逍遥路の側溝でカメを見つけた。

恐竜の顔であるが、左は普通の顔。右は腹を見せる顔。

なんと、どちら向きであっても、顔だけは目鼻が上に、口が下です。

左:甲羅が上。 右:甲羅が下。

 

 

側溝の中で、上向きにごろん…。

 


夜の公園

2016-07-28 | 呟き

 連夜のように歩き回る公園です。今夜は、どこか違った賑わいがあった。

若者が多い、みんな携帯片手に集まっている。

しかし、そこには話し声があまり聞こえない。

歩き回っている者、立ち止まって画面に集中している者ばかりだった。

 

こちらのバス道沿いの、いつものコースには、人っ子一人いないのが不思議。

 

街路樹のハナミズキが、実を結んでいます。

 

これは、ムクロジの結実です。

 

葉鶏頭の派手な色づきを見ると、夏の日中の暑さが思い出されます。

 


篠山市

2016-07-26 | 旅の風物

ドライブを楽しむ旅。

♪丹波篠山 山がのサルが 花のお江戸で 芝居する♪ 

 デカンショ節で唄われる丹波篠山の街は、京都から西国に下るのに、ここを通過して、播州平野に出る街道がある。現在の国道372号線である。

 源義経が、京都から出て、平家を追討すべく、須磨一の谷に向かったのもこの街道である。

戦国時代には、この辺りは明智光秀の所領であった。

丹波栗も丹波の黒豆も、ここが原産地である。

 

歴史的には、全国区の城下町です。この地方の人々は、天下の行く方を知る剛毅な気風が今も残る。

 

民謡「デカンショ節」は300番まであるという。「日本遺産」に認定された。

 

歴史の流れは、古代から文化の伝承街道として、仏教の伝播も早かった。古刹、名刹の十五ヵ寺巡りのコースも出来上がった。

 


舞鶴とれとれ市

2016-07-22 | 旅の風物

 

夏牡蠣の喉越しを…と、西舞鶴まででした。波止場が裏に見える海鮮市場でした。

 

うん!これだ!さすがに大きい。

 

にぎやかなとれとれ市も、最近は店舗の数が減ってきた。その分テーブルが増えている。

皆さん目当ての魚介類を調理してもらって舌鼓客で混雑している。今日は連休なんだ。

 

網から上がって直ぐと言うのではないけれど、干物が美味そう。

 

一夜干しとか、烏賊も美味そう。

 

海の幸いろいろ。

 

 

帆立と、烏賊。

 

こちらのコーナーが、鮮魚屋さん。

 

皆さん、おやつ代わりに、魚介類をむしゃむしゃと、テーブル席に持ってきて食す。

 


淡路花さじき(再掲追加)

2016-07-20 | 風景

昨年 ふと思いついて出かけた淡路島「花さじき」6月の風景でした。

アップになり損ねた写真です。

 

 

青い色に染まる大阪湾を背景に丘の上の高原は花盛りだった。

 

 

昨年6月の撮影だったので、タイサンボクの花は潮風に当たってすでに終期です。

 

一面の花の風景でも、近くになると間隔があります。

 

キンマサキの背景には、遥かに霞む六甲山系と須磨連峰の山並みが霞む。

 


公園の夜

2016-07-13 | 風景

日中の気温は、夏の高気温と、高湿度で、夜は少しは緩和される。散策する。

 

ピンクの百日紅(上)と 赤のそれと。

白も咲いていたが、光を当てると色がついてしまった。

今夜のウオーキングはカメラのフラッシュに浮かび上がる花たちです。

 

合歓の花。夜は葉が眠ってしまうようです。ここだけ水枯れ? 

 

最近充実してきた、流行のシルバー向けの施設のプロムナードです。 

 

一見ブドウのような…。銀杏の実ができています。鈴なりとは、こんなかな。 

 

足元では、紅白のムクゲの園芸品種。 

 

鬼百合ですね。少し小さいので、コオニユリかも。 

 

葉鶏頭の派手な彩り。

 

ユキノシタ科の仲間ですね。 緑色の花は、色が抜けてしまったアジサイですね。

 

 

 


大阪国際空港(伊丹)

2016-07-08 | 旅の風物

 

久しぶりに、空港へ行く気になった。

ターミナルビルにある表示は、大和・山城・摂津・河内・和泉とローカル色である。

先ずは、展望デッキに上がる。ANAとJALの「住み分け」がみられる。

展望デッキのガーデンに、白のアガパンサス。

大阪湾の方を見渡せば、マンションなどの建物が犇めいている。

折りしも、ANA便の着陸。

遠望すれば、正面で屋根のように見えるビルは尼崎方面、左方の鉄塔の隣で霞んでいる大阪南港のビルたち。

 

背景の大きなシルエットが六甲山(花崗岩)、手前中央に丸い形の甲山(ここだけ安山岩)

ANA便が着陸デッキに近づく。

なかなかじっくり見ると、科学の粋を集めてできた機体はバランスが美しい。

山並みの鞍部になっているところが宝塚市である。夏の夕日はここに沈む。

赤い垂直尾翼の日航とANAが連続して着陸し、向こうでANA便が離陸する。

日航のJAL便ワンワールドが着陸。バックのにぎやかな明かりはJR伊丹付近の賑わいである。

このモノレールは、東に向かい、万博公園から南へ向かい、そこから大阪平野を南へ縦断し、門真(かどま)市までを結ぶ。

 


沙羅の木(ナツツバキ)…県立有馬富士公園

2016-07-06 | 自然界

 

新聞に、夏椿が公園で咲いているというので、さっそく有馬富士公園に出かけました。

 

アジサイなどの仲間のノリウツギが咲いていた。野性味のあるカナブンですね。

 

純白の大きな萼花は、眩しいくらいです。 

 

アベリアの紅色です。白よりも目を惹きつける。

和名はコツクバネウツギ(紅)普通は白が多いですが、公園で植栽されたか…。

 

さて今回の目的であったナツツバキ(夏椿)、わが国では沙羅の木ですが、インドでの原種のサラの木は、ラワン材の一つです。

 祇園精舎の鐘の声・諸行無常の響きあり

 沙羅双樹の花の色・盛者必衰の理をあらわす。

 驕れるものも久しからず・ただ春の夜の夢の如し

とか…。

この広い公園で、その群生を探すというと、現地の係員が毒蛇マムシが時々出没するあたりだと言って、お勧めではなかった。

 

公園の中で、入口近くの2本のサラが花開いていた。その花で満足しようと思った。

 沙羅の花は、嫋々とした花弁を持ち、白が優雅な雰囲気を示す。まさに夏に咲く椿ですね。

 

この花弁の皺が、ますます華やかさを示すようです。 カナブンが頭を突っ込む。

 

蟻が覗いている。

右には昨年の花の萼が見えている。

まるで先の鋭い銛のように天を衝く。これって痛い錐の先ですね。 蕾は真ん丸ですね。

 

花芯だけ見れば、これは椿ですね。

 

樹高は7-8mはある。上から下まで適当に花がつく。 

 

根元に落ちる花弁は、ヤブ椿の花のように、花弁がばらばらにならずに、落下する。

 

公園にあった 斑入りのアベリアは紅色の花です。

 

捩じ花が、まさにねじれて花開く。 らせん階段です。

 

 


般若寺2(花の寺25ヵ寺第13番・西国薬師49ヵ寺第3番)

2016-07-04 | 歴史・文化遺産

 

アジサイは雨の風情がよく似合う。梅雨ですね。

 

 

熟してくると黒い色の実になる。皮が取れると白くなる。

 

今は赤いが、シロヤマブキです。西ノ京薬師寺で多く見かけましたよ。

 

赤色はやがて黒に変わります。 

 

左:国宝の山門です。南都炎上の時も焼け残り今に至る。もちろんメンテはしている。 

右:十三重の石塔。いまだ、歴史などが正確にわかっていない。

 

本堂前の庭園の中央に「不動明王」。 

 

背後に見える一対の笠が見えている石塔も、由緒があるという。 

 

アジサイの地上から、すっくと立つ十三重の石塔。

 

今が盛りのガクアジサイ。

 

八重(右)と 一重(左)のヤマブキです。種子ができる時もありますね。

 

 平安末期の源平の時には、平重盛がここを拠点にして、東大寺の焼き討ちがあり、大仏の頭が落ちましたね。

 また、鎌倉末期の後醍醐天皇の皇子大塔宮護良親王が足利尊氏勢から逃れるために、般若寺に潜伏したという。

 ところで、吉川英治作「宮本武蔵」にも登場しますね。 …般若坂の決闘…でしたかね。

 

拝観の受付、通用門にある石碑。