昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

錦秋を待つ(鶏足寺)

2012-10-31 | 歴史・文化遺産
ここに鶏足寺が移ってきて数年、山奥の古刹が里近くに出現した。

本堂の軒先から、登ってきた坂道を振り返る。緑一杯、赤くなるのを頭に描いて…。





名も知らぬ野菊が満開で、秋を演出する。





石垣に沿って、何やら土が掘り起こされている。猪が土中のミミズを狙って掘ったもの。





引っ張ると千切れてしまったが、ヘビが脱皮していた。これを財布に入れておくとお金がたまる。





2-30mの茶畑の秋、花が咲いている。チャはツバキの種類ですね。




アマガエルがかたまっている。冬眠する穴はまだ掘らないようだ。





ツリガネニンジン





湖北の山を秋の夕陽が染め上げる。





モミジの木が優しい色に染まりかけて、取り残された様に一本立ちである。






駐車場から石道寺をみる。





夕やみ迫る近江路を名神高速を走る。


鶏足寺

2012-10-30 | 歴史・文化遺産
参道の急斜面で山道の石段を上がる。

石段の坂の両側には、寺の坊のあった敷地が並び、往年の賑わいを感じます。





飯福寺の跡に鶏足寺が引っ越しをしてきた。参道の坂道は、修行僧の足音が聞こえてくるようだ。
 




200本あるモミジの大木はまだ赤くないが、この木はみごと秋を演出している。。





これも赤い。






古代に飯福寺で栄えたこの古刹は、かつての七堂伽藍の姿の名残がある。






森の中の低木層に、ヤマウルシが赤く染まりかけている。






ひっそりとした本堂から振り返って見ると、登ってきた坂の道が見通せる。





本堂の中を格子の隙間から覗きます。中の仏像などはこの無人のお堂には置かずに、村の博物館に展示してある。





祭壇には十一面観音立像の写真が掲示されている。


湖北木ノ本の古刹(上2)

2012-10-29 | 歴史・文化遺産
鶏足寺に向かうのに、まづその麓にある石道寺に立ち寄る。

鶏足寺は山の斜面にあり、近くに駐車場はない。ここからであれば近い。

東に見える山並みは、はるかに岐阜県谷汲寺にもつながる山である。




堂宇に至る参道は紅葉の青天井である。




往年の八堂伽藍は、この地とは離れたところにあったと言う。

今では見る影もなく、明治に立てられた観音堂のみとなっているが、中に安置されている仏像は、そのままという。






解説のテープを虚ろに聞きながら、仏像5体に見惚れる。





二つの扁額には風格がある。





境内の裏山は緑が濃い。






鶏足寺の標識があった。320mとあるが、急な石段が続くと、休みながら登ることになる。
 





この幹に棘のあるのはタラの木である。青空に透けて見えて大きく羽ばたくかと見える。





茶畑のある窪地にはモダンな東屋がある。





「はんぷくじ」の標識がある。数年前から、山深くにあった鶏足寺がこちらの飯福寺に引っ越しをしたと言う。





飯福寺は今は名を変え鶏足寺となった。そしてモミジの古刹となった。


樹高10mのモミジが200本あれば、各地から人が押し寄せる。


湖北木ノ本の古刹(上)

2012-10-28 | 歴史・文化遺産
最近、時々、ドキッとするような青空が現れる。

気温も少し身が引き締まるような肌触りで纏わり付いてきて、元気を呉れる。

透き通った青空のもとで気ままに出かけたくなります。


ちょっと気になる外来種ハナミズキ、花は可憐だし、花期も長い。

そして秋には紅葉が独特の赤色を発色するが、すぐにこのような行儀の悪い樹相を示す。

かくて、点々と着く真っ赤な実が気になる。この果実の皮には発芽を抑制するはたらきがあると言う。





昼食をとった地域のレストランで「鶏足寺」の紅葉のポスターが貼ってあった。コンクール入選作品だと言う。






この木ノ本の地域が、琵琶湖に面しながら、山に囲まれると言うほっこりした里である。

隠れた古刹「鶏足寺」に眠っていた仏像たちは、奈良の飛鳥文化にも匹敵すると言われている。






この付近の山里は、「古橋」と呼ばれる土地である。







道標は石道寺・鶏足寺の案内である。両古刹の境内の紅葉で最盛期には、人々がわんさと押し掛けて村中に活気をもたらします。





先づ、石道寺から訪ねます。紅葉まではもう少し。








付近の草叢には鮮やかなカタバミが満開。






境内の敷地の砂利に落ちていた「辛夷(コブシ)」の実。まさに赤い握りこぶしだ。



なばなの里

2012-10-27 | 旅の風物
久し振りに「なばなの里」に行く。以前に訪れたのは、まだデジカメなどなかった時代だった。

なばなの里のライトアップを見に行こう。

すでに夜は肌寒く感じ始めた頃でした。温室の中で見つけた花です。




ベコニアの温室に入ると、そこは気の遠くなるほど多数の花でした。それが二つの温室の中に充満していた。

円形の水盤のような水の中をベコニアがゆっくりと流れていました。






花が動くことによって、生きているように見える不思議さがある。






二つあるべコニア温室の中には数万の花が咲いている。






振り返ってみると、また違うベコニアの世界が見える。






温室を出て花畑を見る。






ライトに浮かび上がるダリヤの花。





これがダリヤかと思う花。背景にはコスモスが満開である。






これもダリヤかと思う花。かなりゴ-ジャスな花弁をしている。






こちらは一面のコスモス園。






高いテラスから見たコスモス。その周辺部はすべてダリヤである。




紅葉には少し早いが、公園に作られた夜の風景は、水面に映って綺麗。


帰国(スリランカ№46)

2012-10-26 | 海外旅行
異国の空気を吸って、やや食傷気味になってきた。

夜中まで空港近くのホテルで待機してから、やっと機中の人となる。

バンコクまで3時間半(時差+1時間30分)1時間半後の8:20出発。

香港まで2時間45分。香港の次は台北に到着。14:55着。台北発は16:05.そして関空まで2時間半。



いろいろあったが、台北まで帰れば、ほっとする。

カスミの中に消える台北の市街。1時間ほど時間があるので、dutyfreeの店でチョコレートを買う。




これは前線が走っているのか、列に並んだ積雲は生きているようにも見える。





台湾の街並みは全く見えなかったが、これは建設中の鉄軌道かな。





空を見れば、上弦の月が冴える。十三夜くらいか。





翼の下は一面の雲が広がる。






日が暮れかけている室戸岬が見える。





淡路四国を結ぶ大鳴門橋が見える。勿論渦潮までは見えない。





長い間、スリランカのシリーズを続けてきましたが、これでお仕舞です。

この木彫の彫り物は、残ったルピーで買ったお土産です。(9,000LKRでした)

お付き合い有難うございました。またしばらくは、身近なもののアップになります。
ここまでどうもありがとうございました。

首都コロンボ(スリランカ№45)

2012-10-25 | 海外旅行
首都コロンボまではバスである。

ライチを売る屋台が並んでいる。





バスを停めて買い行く。現地ガイドのサービスである。






マダガスカルのライチは、乾燥が進んでいたが、こは新鮮なようだ。味はどちらも変わらない。





コロンボの市内観光と言って、官公庁などを見て回る。

左:どこかの大統領官邸に似ている気もする。 右:独立記念の建物だと言う。獅子が守る。
 





左:独立の父        右:国際会議場だと言う。
 






スリランカではタクシーとして活躍するオート三輪に乗ってみる。乗る前にしっかりと料金を決めておく。

乗り心地は言うまい。後ろの客席からの視野は、それほど狭くない。










休憩に立ち寄ったホテルは、こちらでは上級のホテルらしい。

インド洋の夕陽を見ながらテーブルを囲む人たちがいる。





ホテルのテラスに打ち寄せるインド洋の波。






ロビーの真ん中の水盤に浮かぶプルメリアの花。






庶民のビーチは人で一杯。泳ぐ人はいないが、凧揚げに興じる人が大勢いる。





海浜でさんざめく人々。



町の産業になるゾウ(スリランカ№44)

2012-10-24 | 海外旅行
糞から植物繊維を取り出し、紙を漉いている。
 



紙漉きの見学中に、表通りをゾウが歩いているよと教えてくれる。

あわてて道路にとびだすと、これから水浴びなのかゾウたちの行進である。
 





身近で見るその体積の大きさに、圧倒されそう。






鎖のネックレスは重たかろうに。後肢の鎖も重たかろうに。

足のかかとで、ゾウを動かす。





鼻の白い♂ゾウは、少し興奮しているのだろうか。





歩きながら糞をします。


 

象の保育園(スリランカ№43)

2012-10-23 | 海外旅行
ゾウの川遊びの後、再び街中に戻って来た。

例のゾウの糞で紙を造る店の前の看板。各国の文字で書いてあるのは面白い。世界中から観光客が来ているということ。



ゾウの本当の骨格を展示してある店がある。2US$で見せると言う。鼻には骨がない!尻尾には骨がある。




土産物屋が並ぶ。







ゾウの保育園と言う入口のモニュメント。





屋根のある、大きなゾウ舎に数頭が居て、ミルクを貰っている。誰でも体験できる。






長い鼻が邪魔になるでしょうね。
 





ここは第2運動場。






その近くに、特別に大きな小屋の中に、大きなゾウが繋がれていた。立派な牙をもっている。

鼻が重いので、牙の上に乗せているのが面白い。このゾウは目が見えない。




後ろ足が3本ある。足の下には板が置いてある。DNAを次の世代に伝えたいほどの身体である。





心無い人間が、大きな牙さえあればひと財産だと、盲目にして飼っていたのを、救出してきたと言う。

こんな材木でもぽきっ!と折って食事にする。力持ちなんだ。





ゾウのファミリーが、寛いでいる。


象だゾウ②(スリランカ№42)

2012-10-22 | 海外旅行
これは先ほどまで象が、水浴びをしていた、ゾウのプールです。




一団のゾウが去って行って暫く、次の一団がやってきた。昼食もそこそこに、テラスの柵に近寄っていく。

ゾウは水浴びが好きだという。どうも重い体重が水中で軽くなるのも気持ちが良いのかも。身体も洗えるし。





ゾウに触りたい観光客が、傍まで行って手で触っている。黄色の服が飼育員である。




全身を水中に浸すと気持ちが良さそう。




水中で鼻の先だけ、外に出ておれば、いくらでも潜っておれる。はなはだ便利なことで。







お客さんがゾウに水を掛けてやっている。





先ほどまでカメラを持っていたのが、今度はゾウにバケツで水浴びをさせる。気持ち良さそう。






子象3頭が、水の中で戯れている。 楽しそう。
 






ゾウは帰る時間らしい。右下の女性は、ゾウとにらみ合って、迫力があったことでしょう。





かなり自由に、時間に縛られずに水浴びがしたいようです。こちらに集まって来ない。