室生寺の山に入る入口にある真言宗室生寺派の古刹であり、シダレサクラで有名な大野寺です。
室生川を挟んで、対岸の岩盤に弥勒菩薩を刻んだのがよく知られています。
一枚板の岩盤を削って高さ11mの仏を刻み、左下には仏の梵字が一字刻み込まれています。
少し拡大して見ます。線刻の仏の顔が浮かび上がってきたでしょうか。少し前にコケなどを除去したと言います。
よくもここまで高い所に線彫りが出来たものです。
「大野寺石仏」という掲示板も擦れた文字になりましたが、読めるところだけ読んでみてください。
こちら側は人の住む世界「此岸(しがん)」で、川の対岸は「彼岸(ひがん)」で悟りの境地の世界になっています。
この室生川は大きな岩盤で出来ており、人の出入りがないので、このまま自然の中に、これからも溶け込んでいくことでしょう。
道沿いになる大野寺の塀。枝垂桜はこの塀越しに咲く
山門の外からお庭を拝見します。
今はアヤメが、色を添えます。
シャクナゲが盛りを過ぎた頃でした。
室生川を挟んで、対岸の岩盤に弥勒菩薩を刻んだのがよく知られています。
一枚板の岩盤を削って高さ11mの仏を刻み、左下には仏の梵字が一字刻み込まれています。
少し拡大して見ます。線刻の仏の顔が浮かび上がってきたでしょうか。少し前にコケなどを除去したと言います。
よくもここまで高い所に線彫りが出来たものです。
「大野寺石仏」という掲示板も擦れた文字になりましたが、読めるところだけ読んでみてください。
こちら側は人の住む世界「此岸(しがん)」で、川の対岸は「彼岸(ひがん)」で悟りの境地の世界になっています。
この室生川は大きな岩盤で出来ており、人の出入りがないので、このまま自然の中に、これからも溶け込んでいくことでしょう。
道沿いになる大野寺の塀。枝垂桜はこの塀越しに咲く
山門の外からお庭を拝見します。
今はアヤメが、色を添えます。
シャクナゲが盛りを過ぎた頃でした。