昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

春日大社2

2016-02-29 | 歴史・文化遺産
世界文化遺産だからか、参拝客の90%は日本人でない。
鹿だけはニホンジカと思うが…。この鹿ですが、DNAは青森のエゾシカと同じと聞いたことがあります。


本殿前の中庭、お札授かり所



横に回ると万燈籠が下がっています。



中庭の藤棚がよく知られています。


藤は境内に散見できます。



お宮の巫女さんの簪は藤です。まさにここは藤原鎌足以来の氏寺です。



春日大社

2016-02-28 | 歴史・文化遺産
角を切られた鹿には違和感があるが…。



春日大社を訪れた。平城遷都後に藤原氏の氏神様として尊崇されている。20年ごとに建て替えられている。



和服姿が増えましたね。



祭神の皆さんの内訳です。




大鳥居から延々と続く石燈籠の並ぶ春日大社です。



この付近は鹿の親子の集会場所ですね。

世界民族学博物館10

2016-02-26 | 歴史・文化遺産
全能の神はゾウの化身であるらしい。
ヒンドウーの各家庭を回ると玄関に、この神様が大きなポスターの様に貼り付けてある。
仏教の原点でもあるかも。




そして、南アジアの地方では、さまざまに変化(へんげ)をして、出現する。


多様な神様である。


どこかで一度は見たような姿ですね。



ガネーシャ神の様々な姿。


多くの神様は、影絵の操り人形になって、庶民の心に根付いているようです。



博物館を出ると、冬の景色の中に、夕暮れが迫っていた。

長々とご覧いただきありがとうございました。

世界民族学博物館09

2016-02-25 | 歴史・文化遺産
いろいろなヒンドウー教の女神たち。
 ヒンドウー教はインド総人口の8割以上が信者です。
  バラモン教を前身として、各地の土着信仰をも取り入れ、4世紀頃に確立した。
   更に大乗仏教の影響も受けた。
    イスラム教・キリスト教などが入ってきて一時衰退したが、19世紀に宗教改革運動があり再び隆盛になった。
     その後多くの宗派に別れる。 cf:インド教とかヒンズー教。(広辞苑より)

最高神ビシュヌ神は、ヒンドウー教の三神の一つヴュシュヌ派の主神。

この精巧な、写実的にできた像に神を閉じ込めるオーラがある。




左:弟「ラクシュナマ」、中央:「ラーマ」、右:妻「シータ」






中央下部で、ライオンに襲われ、コブラに睨まれる男がいる。右手に剣を持ち、左手に丸い盾を持つ。
 ライオンに乗った千手観音だろうか、この下になっている悪魔の男をを退治している。
  右下の戦士はクジャクに乗っている。
   左下の像の姿のような神は全知全能の神である。


この彫像の観察だけでも、そこに宇宙があり、ロマンがある。

木彫まんだら(08)

2016-02-24 | 歴史・文化遺産
これはネパールの彫刻です。



例えば玄関の潜り戸の上に、こんな木彫りの装飾があれば、オーラを感じるかも知れませんね。

中央に釈迦、周囲を取り巻き、それを護る多くの神様(仏様)。
世界を表現する立体曼荼羅ですね。細かく見れば、それぞれの姿かたちなど、役割があるようですね。



立体マンダラをの左右に立ち、守護するように立つ。対になっている男女の神様は戦士の姿ですね。



隣りのコーナーにはマニ車がならぶ。手で回転して、経文を唱える意味も持つと言う。ネパールでは参道にすべて並んでいるナガルコットの丘がある。
後方に絵に描かれた曼荼羅が見えますね。



世界民族学博物館07

2016-02-23 | 歴史・文化遺産
お寺でよく見かける曼荼羅(マンダラ)の図、そこにはこの宇宙の隅々まで書かれていますね。
インドで、それは絵画でなくて立体で表現されています。遠近法?

実体のモデルとして仏たちが配置されています。



宝石も目映い釈迦か阿弥陀か、如来か観音か。上下二枚繋いで一つです。
現地ではすべて宝石で出来上がっています。もっと拡大すると宝石が見えて来るかも知れません。
千手観音が長い槍のようなもので、緑の悪魔を突いています。ライオンはホトケの味方です。


この仏像一つで、日本の国家予算くらいはありそうですね。赤や青に光るのはすべて宝石です。
信仰心と言うのは気の遠くなりそうな程の、人間の念が入ります。


全体の姿です。

世界民族学博物館05

2016-02-21 | 歴史・文化遺産
通称「みんぱく」の数十万点以上あろうかとも思えるほどの中から…。

「おしらさま」東北地方で養蚕の神様として地元に語り継がれるふるさとの神様ですね。
男女一対の桑の木の偶像で、馬頭のものとか烏帽子を被ったものなどがある。



青森の「ねぶた祭り」とならんでいわれるが、弘前市の「ねぷた祭り」の山車である。



「やごろどん」人形」



鹿児島県の南東の大隅地方の巨人伝説に基づく祭り。



愛媛県の宇和島市の「牛鬼」祭り。



各神社から「牛鬼」と言う怪獣で、悪霊を退治したと言う。

昆陽池の獣③

2016-02-19 | 動植物
昆陽池の隣りの貯水池を散策していると、岸辺でヌートリアがいた。
いろいろと害をするので数年前に、すべて放逐されていたはず。


戦争中に軍隊の毛皮製品として飼育され、武庫川沿いに北の地方の丹波篠山にまでいた。
 この巨大なネズミは土手に穴をあけるとか、農作物を荒らすなどで、完全に駆逐していたはず。
それが…。



池のほとりを歩いていると、同じように岸辺に沿って泳ぐ。大きさ50cmくらいでまだ若者である。



岸辺をついて歩くので、彼は岸辺で休みたかったようです。ところが、好奇心満々が見ているので、威嚇をした。



更に見ていると、更に牙をむいて威嚇をする。上の歯までしっかり出ている。



そして慌てて、彼は岸辺を離れたものだから、そこにいた緋鯉と衝突しました、とさ。