昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

遅い春だった

2010-04-30 | 呟き
旭川市内の公園に残る雪です。
春の自然界に野生の北邦の草花の満開を見ようと北海道まで来ました。
ところが現地の人の言うのに、今年の春は一週間は遅いとの事でした。
満開まではいきませんが、それなりには見て来ました。

ちょっと空の旅

2010-04-29 | 呟き
パソコンで遊んでいるうちに、何と格安のチケットに出会いました。その他もろもろの事情がマッチして北海道で遊びます。GWが始まろうかと言う時に…。けれど天は味方せず、青空とは出会っていません。
夜の歓楽街の一隅で焼き芋屋が店を出していた。1昨年の夏にはトウキビを売っていた。冬場は焼き芋にすると言っておられた女性だった。焼き芋もトウキビも売っている女性も、ひっくるめて夜の風物詩ですね。旭川の夜は活気がありました。

浜坂の魚たち

2010-04-28 | 旅の風物
以前に港のとれとれの漁師の店で赤いかが美味しかったのに味を占めて、時々やってきます。


さかな礼賛のポスターがあった。まるで薬草のように、身体にいい。



午後の店ともなると、朝の収穫はほとんど残っていない。品物がなくなっています。活きのいいのと、安価なので、買う気になる。

ハタハタとカレイである。






蛍烏賊の収穫があったようで、天日干をしている。



ホタルイカは富山湾と思ったが、結構獲れるそうです。





綺麗に一列に並べて、日に当たっていました。




パックに入れて販売していました。その横のトロ箱では「俺は誰が買ってくれるのだ」とタコが言っています。


但馬海岸(地質で見る)

2010-04-27 | 自然界
地球の変動によって生まれる自然界の奇観などを、特集するジオパークの指定が、世界でも、我が国でも出てきました。

但馬海岸は長い海岸線に沿っての岩礁地帯とか、内陸部の火山活動、断層の出現部などが、見直されています。

丹後半島から、西へ鳥取砂丘までが、いくつかのグループになって地球の作用の発現が見られます。





いろいろな景観が見られます。




山陰海岸の変化は、その起源は6000千万年前に遡ります。地層の変動やプレートの移動などが現在に繋がっています。



その変化する姿の名残りが見えるのが楽しい。





1500万年の昔が推定できるのが見事ですね。






やっと実感できる日本列島の姿が見えてきました。






名所になっている風景も、少しでも科学的に見ると、また違った気持ちで眺められますね。



但馬海岸(竹野浜)

2010-04-26 | 話題
  ぐずついていた天候が、今日ばかりは見事な青空が出てきました。家に居るのは勿体ないと、日本海側に魚を求めて出かけました。

兵庫県の北端城崎温泉の西、竹野の海岸に着きました。そこで見たものは、この魚の剥製でした。時々新聞を賑わす魚でした。





前から見ます。竜宮の遣いは、妖怪に近い。




これで3m少しですが、これで小さい方と言います。




さて、竹野の港の風景です。江戸時代には、北前船の寄港地でした。ここで補給を得てから関門海峡経由で瀬戸内海から大阪までの帆船の寄港地でした。

この小山は、外国であればライオンズヒルと言うでしょうね。




北前船の博物館もあるが、外の海岸にはモニュメントで石造の北前船が、緑の樹木の陰から現れてきた様に見えます。




「北風や 心して吹け 子らの為」の碑がある。





山陰のジオパークの一つである海岸線の「はさかり岩」です。洞門のようになっていたのが浸蝕が進み、落下したと考えられます。右の小さな岩に、ウミウがいました。

奈良奥山ドライブウエイ(その三)

2010-04-25 | 歴史・文化遺産
若草山から、世界遺産の春日山原始林に入ります。



世界遺産の森に入るのは有料です。舗装のない道路の両側には原始時代の森林が残っています。背の高い樹木が、一層空を高く見せます。



この道標は、歩く人の為に立っています。車はさらに遠い道を走ります。



道路沿いにある僅かなポイントです。






 鶯の滝に立ち寄ることにします。「ほろほろ、ほけきょ」と鶯の声がします。

 ドライブウエイから少しそれて、斜面を下ったところにありました。

 深山幽谷のムードが漂う滝ですが、古くは滝の名所としての名残りが見られました。

 この立派な赤い橋は渡ったとしても、その先には道がありません。

 クーラーのない昔、風流な人がこの地に来てさわやかな冷風を楽しんだのでしょうか。

この滝が奈良盆地を縦断する佐保川の源流だそうです。






世界遺産の碑があります。色彩のない森林に、紅一点は侘び助でしょうか。



原始林を抜けると、高円山(たかまどやま=462m)の展望台に出ます。大伴家持の歌碑がありました。




そして桜の道を下り、白亳寺に出ました。ドライブウエイ13kmを徒歩で歩くと、ハイキングの道も通りながら、また違う風景が見られます。


奈良奥山ドライブウエイ(その二)

2010-04-24 | 歴史・文化遺産
若草山の頂きから奈良盆地を一望のもとに眺められます。



くねくねとした、つづら折れに、坂を上る路側は、桜が丁度見ごろでした。



途中の展望所からは、奈良盆地が霞の中に煙っています。奈良坂の京都よりでしょうか。




アセビが満開です。馬酔木は毒があり、鹿も食べませんね。




100台は入ろうかという駐車場がある。食べ物を狙うのか数頭の鹿が、近寄ってきます。





道案内板が頻繁に見えてきました。








山頂付近にはおおきなヤマザクラでした。





近くの山が若草山です。あそこまで行けば、直下に大仏殿も見えることでしょう。

右の方の四角の建物が奈良県庁です。左の森の中に興福寺の五重塔が見えるでしょうか。
背景の山は、右端が生駒山頂、左端の丸い小山が二上山。正面の山並みは矢田丘陵で、後方の山が生駒山ー信貴山の山が続きます。





奈良盆地の南の方面です。遠くの山は、葛城山ー金剛山の1000m級が続きます。山の向こうは難波の都ですね。





拡大しました。県庁の少し後方に、森が2つ見えますが、右が唐招提寺、左が薬師寺ですね。




若草山の背後の奥山には前方後円墳があります。こんなところまで鹿は上がってきます。





鶯塚古墳です。頂上には三角点が見えます。


奈良奥山ドライブウエイ(その一)

2010-04-23 | 自然界
数十年ぶりに、奥山ドライブウエイを走りました。


 東大寺の西門の近くの和風レストランで昼食です。
左:かぐやひめ御膳。     右:いもがゆ膳






 大仏殿の境内に入り、少し北に行くと西向きの転害門(てがいもん)の裏に出ます。

 現在は人だけが袖口のほうから通過できます。火災などから免れ、東大寺創建当時からそのままで残っています。じっくりと見て行きますと、その風格に感動します(国宝)。また機会があればアップします。



あまり人がここまで来ないので、鹿が寛いでいました。



転害門は、東大寺の西方の門で、災いがここを通ると益に変ずると言われます。「手掻門(てがいもん)」「手貝門」とも言われたりします。


この門の向こうに続く道路が、平城京の一条通です。狭いので東行き一方通行です。これを真っ直ぐに徒歩で進むのが佐保路と言われ、法華寺や平城京遷都1300年祭のメイン会場、大極殿があります。




東大寺の裏山も寺の所有ですが、沿ってドライブウエイが付いています。





A-B-Cの各区間で、通行料がそれぞれ必要です。桜の頃がいいようです。



この桜は色が鮮やかですね。




特別保存地区です。


新幹線沿いの桜

2010-04-22 | 自然界
4月の半ば頃、新幹線のガード沿いの桜が散り始めました。落花の舞を見ようとしたら、雨でした。道路の側溝に花筏が出来ていました。

花びらに混じって、花の付け根から落ちているのがある。これはスズメが、花の蜜を吸いに来た跡です。彼らは嘴が短いので、花の奥まで届きにくいようです。




花筵とでも言いますか。






草が少ない空き地(これも空き地ですね)の土の上に花弁が落ちると風情がありそう。




ガードの南側の桜は少し成長がいいようです。




そこから100mほど離れた場所では、すでに青葉の様を見せています。





震災以来、コンクリートの橋桁に鉄板が巻かれました。東京から527km456mの地点です。この近くの橋脚が崩れたのでした。