昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

神地寺境内3

2015-11-30 | 自然界
山頂付近の高台の境内も近くなった頃、紅葉は彩りも鮮やかになる。
赤もあれば…

黄色もある。

ミックスもある。


コハウチワカエデですね。



また、樹木全体が色付きの最盛期カエデ。




名残りは尽きぬが下山する。樹冠に見えた青空はケヤキの黄葉。




黄葉のカエデ



駐車場の片隅にあったナガバのカエデの黄葉。




出入り口になったお寺の案内板。「笑いは百楽の長」




神地寺境内2

2015-11-29 | 自然界
山頂付近の、朽ちかけた本堂の横に池がある。スイレンの溜め池である。
 数十年前、この池の周囲のモミジの枝に泡を出して産卵し、モリアオガエルが泡の中で孵化し、
  そこから、オタマジャクシが次々と池の中に落ちていた。
   そして待ち受けていた小魚にパクリ。…感動でしたね。



思わず「古池や……」の芭蕉の句を思い出す。静寂が支配する。



この真っ赤な色は、落葉に後れを取ったカエデ。



左:池の周囲のサザンカが枯れ葉の上に花弁を落とす。   右:鹿の糞も落ちている。





椿ほどの重さはないが、楚々とした花である。



ムラサキシキブが良い色を出している。


神地寺境内

2015-11-28 | 自然界
急坂を上がってきて、やっと寺の庫裡などのある広場に着いた。
快晴に近い大空が気持ちが良い。白い飛行機雲が南に向かって筋を引いている。


駐車場の隅っこで赤いモミジがある。



寺の境内でも、神様を祀ってある。石燈籠が可愛い。




その隣に滝が落ち、不動明王の像がある。生々しい姿で、御利益も大きそう。



ここの村の人々80余人は、京都の都で五条西洞院まで攻めたが、味方がすでに敗走しており、
備中の国の侍にすべて滅ぼされたと言う。太平記の世界ですね。




丹波の比叡山という古刹

2015-11-27 | 自然界
この丹波の国から、都での戦いに若者が参加し全滅したと言う歴史がある。太平記の時代だったか。

閑話休題、この標高もそれほどない山は、地元の人たちによって大切に保存されてきた。
樹高数十メートルの樹木の中にモミジが色づく。



青空が逆光なので、光を加減します。




ハウチハカエデかも。黄と緑のアブストラクトですね。



この赤色がモミジらしい色ですね。




森の中の光の加減で、色が変わる順番があるようです。綾錦とでも言いますか…。

昼なお暗い森林の中の紅葉でした。

但馬へ向かう。

2015-11-26 | 自然界
観光と言うよりも、歴史を秘める丹波の古刹「神地寺」を訪ねる。
高速舞鶴道を北へ、秋の黄葉盛んな山間部を縫って走る。
道の両側に拡がる雑木林はすでに秋酣。



秋は、秋曼荼羅とでもいうのでしょうか。



摂津の国の北は北摂と言いますね。



左上に見えている高圧線の鉄塔は、日本海方面の原発からの送電線であろうか。



舞鶴道「春日IC」を出て北へ走り、紅葉が最盛期であることを願いながら、山頂付近の古刹神地寺に向かう。


秋の夕暮れ

2015-11-25 | 自然界
丹波路に秋を求めて彷徨っていると、秋の夕陽はまさに「釣瓶落とし」。カラスも塒へ帰る頃です。




とっ!突然、ムクドリの群れが「じゅるんじゅるんじゅるじゅる」(擬音)と飛来した。




拡大します。




電線に止まる。電気は鳥の体から先は行き場がないので通じません。




横にいる仲間とでも話しているのか。何か叫んでいるのか。「俺は生きてるぞ」と叫び続けているのか…。
賑やかさが、秋の夕暮れの静寂を破っています。




しきりに、あちこちに止まり直している。落ちつきませんね。

そして彼らは、こちらに気づいたか、一斉に群れのまま、夜のしじまに飛び去った。

黄昏の梅田界隈

2015-11-23 | 旅の風物
大阪駅の裏側で、見る見るうちに、黄昏が訪れた。
残業だろうか、オフィス街のビルの灯りが光りはじめた。
ここの交差点の信号待ちは長い。




ビルの谷間で空が小さくなる。




前方の雲が輝き始めた。




コンクリートジャングルですね。斜めの屋根はJR大阪駅、




大阪近郊にある空港連絡バスが発着する地点。阪急三番街とかホテル阪急とか阪急梅田駅とかが並ぶ。


絵画展

2015-11-22 | 自然界
趣味の絵の教室の発表会があると言うので拝見させてもらった。
水彩で、ごく素直に線が引かれています。



少し生々しいか。



太陽の様に丸い桃は太陽ですね。




奥行きを感じますね。時間がかかったことでしょう。



リンゴですね。赤と黒がいいですね。



そば屋に入ると、棚に面白い焼き物があった。



鬼のオンパレードです。酒呑童子かも。



公園の秋色3

2015-11-21 | 自然界
サクラが元気に咲き始めた。冬桜とも十月サクラとも。来春には見事に満開になって散ってしまう。



ツワブキが満開。キクの仲間ですね。



冬を迎えて、蜜の採集に余念がない蝶。




いろいろな甲虫(コウチュウ)も頑張っています。





公園の廻りの小川に泳ぐコイが大きくなりました。



頭上の電線で羽を休める嘴の太いハシブトガラス。こいつは賢い。九官鳥のように物まねは上手でない。

公園の秋色2

2015-11-20 | 自然界
ちょっと見かけない樹木。





まるでバナナが集まっているように見える種子。



一本の長さが数cm。



カイノキ(楷の木)孔子廟の前にあって、そこに学んだ学生たちのシンボルの木でもあった。




勉強して、見事に赤く変色したと言う。(楷書とか草書の楷ですね)



青空と左はサルスベリの木、右は楷の木。



和名はトネリコバハゼノキ。 トネリコのようなハゼノキと言うのだろう。