昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

瀞八丁

2008-09-30 | 国内旅行
神武東征の神話伝説以来、熊野地方は賑わってきました。
世界遺産の熊野古道に付随する多くの史跡は枚挙に暇がありません。
今回は「川の熊野古道」と言われる熊野川の瀞(どろ)八丁を訪ねました。
熊野三山の本宮大社から熊野川河口に鎮座する速玉大社に向う善男善女が船便を利用したかもと考えると楽しい。山中の古道を歩く人がはるかに多かったでしょうが・。
写真は上瀞・下瀞・奥瀞のうち、上瀞の入口の景観です。左の崖が三重県、正面の崖が和歌山県、手前の岸辺が奈良県です。

湯巡り

2008-09-29 | 国内旅行
今年は上陸らしくない台風が、次々と現れては消え、はたまた、どこかに行ってしまいます。
迷走するのも、南西諸島に居座って猛威を奮っているのも、海水面の温度上昇の為だとか聞きましたね。
台風接近とか集中豪雨などの間隙を縫っての、南紀の温泉巡りでした。
火山もないのに温泉場が、海沿いに10か所以上散在します。
湯巡り入浴手形は、紀伊の国は木の国、杉の板で出来ています。
那智勝浦の文字が見えるでしょうか。

鬼太郎12(水木しげる)

2008-09-28 | 国内旅行
鬼太郎の生みの親「水木しげる」は自画像をイラストにしている。

それがこの市井に並ぶブロンズ像です。







彼は大阪で生まれて数ヶ月で、母の実家のある境港をふるさとにしました。






彼の「鬼太郎」の根源は、お手伝いさん「のんのんばあ」から聞いた話の存在が大きい。





鬼太郎記念館の玄関先に、「のんのんばあ」(左)と少年「水木しげる」が建っています。





本に紹介された二人の絵です。舞台はお稲荷さんの境内でしょうか。






さて、ここは境港の岸壁で見つけた壁画です。





港に建つ倉庫の壁画でした。この街はすべてが「ゲゲゲの鬼太郎」を中心に回っているようでした。




「猫又」の像です。尾が2本あります。9尾のキツネは聞いたことがありますが・・。

鬼太郎11(仲間たち)

2008-09-27 | 国内旅行
妖怪の中で「鬼太郎」を支えるのと、害をなす者とある。

鬼太郎軍団と言われる仲間です。




「子なきじじい」と「砂かけばばあ」は、チームワークよく、敵を攻撃します。




それぞれの風変わりな特技が、「鬼太郎」を助けます。



左:原子力潜水艦スコーピオンの腹にしがみついて、重くなり沈めたりします。
右:じじばばのコンビは、一緒に世界旅行までするほど仲良しです。




「砂かけばばあ」の強さは、血液でなく砂が流れていることである。






「砂かけばばあ」の経営する妖怪アパートです。






この3人は、鬼太郎の危機を救う事が多い。「ねこ娘」は1歳年上で、まるで姉さん気取りである。

鬼太郎10(ねずみ男)

2008-09-26 | 国内旅行
「鬼太郎」を能で言うシテとすれば、「ねずみ男」はワキになる。

人の持つ欲望とか、悪の世界をそのまま表現します。

一言で要約すれば以下の紹介になる。「半妖怪」は人でなし妖怪でなし・・。








ところが、「ねずみ男」一族の出現により、家族のいることが判ってから半妖怪説には疑問が生じてきた。











彼の母と妹がいた。母は彼をこよなく愛したようである。








妖怪インテリだそうで、「なまけ博士」の博士号を持ち、妖怪学習院で鬼太郎と同窓だったと言うが、眉唾ものです。










不潔をプライドにします。また、結婚詐欺にもかかっている。




鬼太郎9(幽霊族)

2008-09-25 | 国内旅行
今回は鬼太郎オタクになりました。


幽霊族の最後の生き残りがゲゲゲの森に住みました。




じっくりと見ていただくか、さっと見ていただくか。
はまる方は、はまりますね。







鬼太郎が、ゆったりと、くつろいでいます。虫と語り、電木の葉を集めたベッドに寝転びます。






お母さんは幽霊族の末裔のお父さんと結婚しました。





育ての親「しげる」と、そして妻、妹。




左:鬼太郎はどんどんと進化して(成長して)現在の鬼太郎になった。
右:鬼太郎のデータ




鬼太郎8(父と子)

2008-09-24 | 国内旅行
水木しげる記念館の前庭に、赤ん坊の「鬼太郎」に呼びかける「目玉おやじ」の像があった。






鬼太郎の父は、万能の能力を持ち、昆虫語も植物語も動物語も話せる。








彼のデータです。
















鬼太郎の出自。6歳の時に、水木しげるの家を出て行ったというのが怖い。




鬼太郎7(水木しげるロード)

2008-09-23 | 国内旅行
  JRの駅を起点に直線道路800m、脇道を入れると、軽く1kmを越す長さで、ゲゲゲの鬼太郎に出てくる妖怪のブロンズ像が並びます。





 「ゲゲゲの鬼太郎」はふるさとの境港市の賑わいをもたらしました。

右は「やまびこ」の像です。山で叫ぶと、彼が真似をして同じ声で叫びます。









左:石見(いわみ)の牛鬼。石見銀山の地方の民話。牛のような角を持ち、山となく海となく住み、人を食い殺します。

右:油すまし。天草地方の民話で油の瓶を持って、人の姿をしている。峠などに突然現れ、通行人を驚かします。
 油を盗んで澄ました顔をしている。博識で将棋好きと言う。











左:豆狸。狸の尻尾が判るでしょうか。背中におんぶしているのは、八畳敷きの陰嚢です。手に持っているのは鍋です。

 灘の酒蔵で、栓も抜かぬに酒が吹き出る音をさせる。足音をさせたり、桶を転がす音をさせたりする。

 また、昔、誰かが空き家に住み着いて、やおら煙草に火をつけて、ふと煙管から畳の上に火が落ちたそうです。

 畳が焦げると思いきや、畳も家も消えてなくなりました。それは八畳敷きの狸の陰嚢だったそうな。

右:座敷童子(わらし)。特に東北地方の曲がり屋の家に住み、悪戯をします。しかし、彼を見た人や、住んでいる家には幸運をもたらします。










水木ロードは「水木しげる記念館」まで続きます。





真っ赤

2008-09-22 | 旅の風物
  ゲゲゲの鬼太郎でblogを楽しんでいる間に、いつか彼岸に入りました。鬼太郎さんに、一回お休みいただきます。

 関西で彼岸花というと、明日香が出てきますが、そこから東へ約20kmの山中にある仏隆寺の彼岸花も、知る人ぞ知る場所です。

 女人高野といわれる室生寺の末寺、「摩尼山仏隆寺」でした。

誰が合図をするでもなく、彼岸になると一斉に花開きます。









近鉄大阪線榛原(はいばら)駅からバス、バスを降りてから2kmの坂を上り詰めると点在する民家の先に仏隆寺はある。









寺の前の斜面はすでに赤く染まっています。







参道の石段は浄土への道のように、彩られています。





これは見事な群生ですね。






赤が被ってしまいました。遊歩道が付いています。




この巨大な木はサクラです。満開の時は見事でしょうね。






境内の庭にあった白の彼岸花十数輪の一つです。


鬼太郎6(妖怪たち2)

2008-09-21 | 国内旅行
「鬼太郎」と「下駄」。この妖怪下駄はどこか変ですね。妖怪と戦う時の有力な武器になる。
ところで、下駄の足の裏の感触が思い出されて、幼い頃の郷愁を誘いますね。








左:「目玉おやじ」は、「鬼太郎」が赤ん坊で、その成長を見守ろうと、滅びる身体から目玉だけが生き残ったもの。
右:「一反木綿」は相手を包み込んでしまいます。「鬼太郎」を護る。










「ねずみ男」と街路に並ぶ妖怪のブロンズ像たち。もちろん、歩道の照明器具は「目玉おやじ」。写真撮影?






 川で魚を釣っていると、僧形の男が来て魚を釣ると災いが起こると話す。釣り人は僧におにぎりをやると、機嫌を直して去って行った。

 その後、大きな岩魚を釣り、調理をすると、腹の中から先程のおにぎりが出てきたと言う。

イワナが出家して僧侶になった妖怪「岩魚坊主」です。









左:海坊主。漁に出るときにその姿を見ると魚が獲れないと恐れられている。
右:小豆洗い。夜な夜な森から音がする。小豆を洗う音がする。