徒然スキーヤー日記

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2022シーズンモデルのスキー板,試乗レポートその18…SALOMON S/RACE PRO SL P80

2021-07-09 01:33:40 | スキー板試乗
えー.

ここ2週間,なかなか香ばしい毎日を送り.
家から一歩も出ていない日が11日間も
続いていた
のですが…

なんとかこの週末は,仕事をせずに
過ごせそう…←いや,明日何が起こるか分からないから安心は早いぞ!

だもんで.
この週末は12日ぶりに家の玄関から外に出るぞ!←なんか引きこもりの人みたいな宣言だ…
どこか山登りか何かしたい…つ!!
身体を動かさないと死ぬっ!!!

…と,思っていたら.
まだ梅雨が明けず,今週末も雨っぽいんですが…(涙)
かといって,またずっと家にいると死にそうだし.
あぁ…12日ぶりに太陽を浴びて外を歩きたかった…

果たして.
次にアウトドアに行けるのは
いつの日か??
これでこの週末も外に出ず,
20日近く連続で家にこもり続けたら
人間としてダメになりそう…←まだダメになってないつもりだったの??

ってなことで.
早く梅雨明けを願う今日この頃ですが.
天気図を見てると,まだしばらく
雨が続きそう…(涙)

とりあえず.
せめて気分だけでもスキー気分を,
という感じで.
今日も2022シーズンモデルのスキー板の
試乗レポート.
今回はサロモン編です.
では,どうぞ~!


○SALOMON S/RACE PRO SL P80 X12LAB 165cm









SL競技用,基礎小回り用

SL競技用としては,この上にSL FISがあるので,
SLセカンドモデルになるこの板.

P80プレート付きとプレート無しがあるのかな?
この板は,P80プレートがついてます.
ビンディングはX12LAB.
ATOMICのVARビンディングと
同じやつですね.

黄色いエッジアンプリファイヤは
RUSH SLと違って,トゥピース側と
ヒールピース側の2分割になって
ますね…

滑ってみると.
最初,谷回りでかなりまっすぐ進んだので
ちょっとびっくりしたのですが.

たわませるというより,角づけを深めて
いくと,ググッと回り始めます.
谷回りで傾けていくと,「おぉ!??」
というくらい小さく回ります.

傾きを出したまま,山回りをしっかり
仕上げていくと,ガッツリ雪面を捉えて
驚くほどの小さい半径でカービング
します.

たわみでも,板を動かすのでもなく.
板の傾きで弧が深くなるタイプ.
谷回りで足場を作って板を傾けて
行ければ,しっかりしたグリップで,
驚くほど深い小回りができます.

荒れた斜面とかで傾きを作りにくい
場合は,板を動かして滑ることに
なるので,荒れた斜面はあまり面白く
ないです.
しっかり整地されたバーンで実力を
発揮する板ですね…
傾けない斜面で滑っていてもそれほど
楽しくなく,やはり整地で思いっきり
板を傾けて滑りたくなる板.

硬い整地でしっかり傾けば,
深い小回りができます.
傾きを出さなければ弧は大きく
なっていくので,弧の自由度は高く,
小回り強制マシンではありません.
あまり傾けなければ驚くほどまっすぐ
進むので,大回りから小回りまで
行けそう.
ただ,傾けていかないとグリップが
ちょっと弱めに感じます.

谷回りでは板のズラシはやりやすいけど,
雪面を捉えると,ターン中のグリップが
かなりしっかりしているので,スピードを
かなり高めていっても,板が逃げるような
板の弱さは全く感じません.

ただ,オートマチック性がちょっと弱く.
傾けないと,エッジの捉えが弱く,
小回り板と思えないほどまっすぐ進みます.

でも,傾けられれば,ガッツリグリップして
驚くほど深いターンが決められるので,
この板の評価は両極端にわかれそう…

ある程度以上の技量は必要で万人向けの
板ではない感じですが,
この板の特性をつかめれば,整地では
かなり楽しいカービング小回りができそうです.
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