つい先日の6月上旬、約14年ぶりにトウカイテイオーに会いに行った。
社台スタリオンステーション。
会いに行ったとは言っても、彼はもうこの世にはいない。
お墓参りだ。
あいにくの雨だった。
今現在いるはずのディープインパクトやクロフネなどの種牡馬の放牧は中止らしく、そこにはただ記憶の中で14年前と全く変わらない風景がそこにあるだけだった。
最初は少しがっかりしたが、しばらくそこを眺めていると、 . . . 本文を読む
正義などどこにもない。
誰かを責められる人などどこにもいない。
皆、自分が可愛くて仕方ないだけだろう。
偉人や聖者なんて信じやしない。
彼らはいつも高いところから見下ろしている。
きっといつも木陰に隠れてほくそ笑んでいる。
表の顔で作られなければならないカタチ。
裏の顔で作られなければならないナカミ。
上手く使い分けなければならないストーリー。
誰もが信じられるタイトルだけがあれば良い。
世 . . . 本文を読む