立派な志も大いに結構。
計画ありきも正論だ。
平等公平当然のこと。
その対策は万全か。
裁かれる人。
生きたいと願う人。
大衆の正義の
おさまらない矛先。
降りかかる災難。
無差別な暴力に
目立つばかりの発言者。
罪を犯した花嫁に、
崇高な教えの教義を唱える。
期待外れの結末は、
まるで世界が終わるよう。
起きれない朝と
忘れていく記憶。
生きたい、勝ちたい、楽したい。
起きた . . . 本文を読む
眠れなかった朝。
ひんやりと薄暗い部屋。
扉を開けると蝉の声。
強い日差し。
木漏れ日。
熱気。
いつもの景色。
階段を降りる。
けたたましい蝉の声。
あの日の朝もそうだった。
6年前の。
今日は7月を感じる朝。
今でも思い出す、あの日。
. . . 本文を読む
出来そうで出来ないこと。
仕事場まで約1時間。
往復2時間。
朝7時から夜10時半まで会社に拘束されるのだとしたら、自宅を出てから戻るまで18時間拘束されているのと同じだ。
その計算おかしくない?・・・と指摘を受けた。
いやいや、考えてもみてほしい。
帰りはともかく、出勤時に車で一時間かかる道程を一時間前に自宅を出ることはありえない。
車では何が起こるかわからない。
30分は余裕を持って自宅 . . . 本文を読む
鏡の中の顔はいつしかくすんでいて
笑うとシワがよるほど柔らかくもなった
俺は自分の中の時間がいつか止まっているようで
誰に会っても何処に行っても感じるはあの頃の刹那
あの日天才と呼ばれた若き貴公子アスリートは
いつしかその道のレジェンドと呼ばれるまでになったのに
なのに俺は・・・
俺はまだあの頃のまま
時間は流れると今感じているよ
流れに乗っていなければ
ずっと取り残されるままなんだね
それ . . . 本文を読む