夜汽車

夜更けの妄想が車窓を過ぎる

昼寝とギター

2020年10月16日 17時13分33秒 | 日記
単身生活の頃、朝起きてギターを弾いていた。そこで気着いたのが何故か朝やると『アッこうすればいい、こう指を動かせばポジション移動がスムーズに行く』などと言う【発見】が頻繁にあった。

退職して15年、今は毎日が日曜なので好きに暮らして年齢のせいか日に何度もプチ昼寝をやる・・・アッ、出来ないシガラミのある人ゴメンね!悪気があるわけじゃないのよ・・・そしておもむろに今度はこのギターを弾いて見よう、と取り出す。・・・『ウーン我ながら会心の演奏だった』とか『ソーカ、こういう風に指使いすれば2フレットずつ下りながらこのフレーズは弾けるじゃないか』と言う発見がある。

一体これは何故だろうか?睡眠には何か脳を活性化する効果があるんだろうか?

息子は心理学方面にわりと詳しいが、彼が言うには『悩み事があったら取り敢えず寝ろ』とのこと。その辺りの秘密を専門家に聴いて見たい。

ともあれ、ギターを上手くなりかったら夜ではなく朝、起きぬけにやれ、と言いたい。
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皿洗いや掃除

2020年10月16日 09時45分27秒 | 日記
食事が終わると俺は大急ぎで流しに立って食器を洗う。別段好きでやっているわけではないが、放っておくと妻が【ネコの皿を洗うタワシで俺の器も洗い始める】のだ。別段悪げがあるのではない、無頓着なのだ。
その後、妻は掃除を始めるがこれも俺は廊下だけは大急ぎで茶ガラをブチマケテ箒で掃く。そうしないと彼女は電気掃除機を持ち出すのだ。・・・この電気掃除機を俺は嫌いだ。ざわざわがちゃがちゃと【音がすれば掃除】になったとの錯覚を起こさせる、そんなことあるもんか!

『キミは感性の目が粗いからシアワセだよな、俺なんか繊細過ぎて生きるのがシンドイ』・・・『違うよ、気が小さいだけだよ』
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梯子と階段

2020年10月16日 09時25分40秒 | 日記
造船屋は梯子と階段を使い分ける。底板の無い、下、向う側が見え見えスケスケのものを梯子と言い、一般家庭、ホテルなどにある下がスケスケでなくて不安なく昇降できるものを階段と言う。
明治の始め、イギリスから軍艦を買って居た時代、明治人は Ladder をラッタルと訛った。これが今でも使われているのが海上自衛隊の艦船である。ついでに言うと・・・長州陸軍、薩摩海軍と言って草創期の海軍には薩摩人が多かった。鹿児島方言で大酒飲んでも然程に酔っぱらわない状態を『知れーしちょっど』と言う。この言葉が海軍に持ち込まれて『シレッとしている』になった。

最近、旧制帝大の海洋工学科出の造船屋が船上暴露部にある Deck Ladder を階段と言うのに俺は苛立った。バカモン!それはハシゴと言え!・・・何度注意しても直らなかった。舷側に舫(もやい)索をスムーズに出し入れする為のコロ、専門用語で Fairleader と言うが、それを【糸巻き】と言うに及んで俺は悶絶しかかった。

それを考えている内にふと小学校低学年の頃住んで居た薩摩郡の山村で、階段も梯子もひっくるめて【ハシゴダン】と言っていたのを思い出した。考えるにこの言い方だと、相手が階段であろうが梯子であろうが構わんわけだ。薩摩の田舎者、頭がいいのか無頓着なのか?・・ナヤマシイ。
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