夜汽車

夜更けの妄想が車窓を過ぎる

カリフォルニアロールとかフランス風やきとりとか・・

2020年11月18日 10時55分57秒 | 日記
要するに日本の巻きずしや焼き鳥が外国でいつのまにやら違った姿で登場しているらしい。これに逆上する御仁も御出でのようだが、これこそが文化の伝搬じゃないのか?パーマネント・ウェーブをパーマと平気で言う日本人は忸怩たる思いはないのかね。スパゲッティ・ナポリタンを【何たる冒涜】と怒り心頭のイタリアの兄さんたちも居るようだが、そんなのは序の口、トルコ・ライスと言う珍妙な食い物にトルコ人が立腹したと言う事を聴かない。まあ、フランス人は怒るかもな。まだある、中華丼というやつだがあれ、中国人は知らないらしいよ。
個人的には日本食が西洋でどのように姿を変えるかが楽しみだ、わくわくする。

大きく分けると二種類

2020年11月18日 10時22分10秒 | 日記
ユーチューブで色んな人の投稿を見ていると人は大きく二種類に分けられるような気がする。
1.生活を楽しむ為に生きる人
2.何か目的があって生きる人

田舎暮らしと古民家指向の人は前者のようだ。とにかく家を磨く、修繕する、庭を作る、素敵な料理をする、買い物に行く、などなどの日常の生活そのもの、生活の仕方、それにまつわる諸雑事、に熱心な人。
二番目の人の投稿は余り見ないように思う。二番目の人は田舎暮らしや古民家暮らしは向かないと思う。

私自身や妻はどっちかと言うと二番目の方だ。だから理想はアントニオ・ガウディがグエル公園内に造った建築のように掃除をしなくてよい、する必要があったら雑にゴシゴシ擦ったり掃いたりするだけでOKの石かコンクリート造りの極小住宅に住みたい。庭など作らない、草ぼうぼうの原野風敷地に大きな樹木が鬱蒼と茂るところがいい。その小さい住処で絵を描くか楽器を演奏する生活。多分息子達もそっちの方だ。長男の理想はどうやらあのセロ弾きのゴーシュのような生活、次男の方は田渕行男さんのような自然の中での生き方のようだ。

【庭でございます】と言っているような庭に興味がない、従って日本庭園にも西洋庭園にも興味がない。森か林、或は荒涼とした高地や海辺がいい。生け花にも盆栽にも然程興味がない・・・いいあなあ!とは思うが敢えて・・・とは思わない。茶室なんて辛気くさくて!

祖母は生粋の薩摩人で屋敷の樹木が軒より高くなるのを嫌っていつも『切れ』『切れ』と騒いだ。何でも、植木が家屋の軒より高くなると樹に敗けて落ちぶれるらしい、バッカじゃなかろか、既に落ちぶれているのに気がつかんのかね。

とにかく【人為】を感じさせる物を好きではない。