夜汽車

夜更けの妄想が車窓を過ぎる

三歩下がって師の影を踏まず

2020年11月21日 13時04分24秒 | 日記
小学校入学以来、本気で、大真面目にこのように言える先生方ばかりだった。鹿児島女子師範学校を出たばかりの先生、旧制師範学校出身の先生方、新制大学教育学部出身の先生方、海軍機関学校、海軍兵学校を出て東北大学や九州大学で勉学なさった先生方にも薫陶を受けた。

厳しい事で悪童どもから怖がられていた職業家庭科の先生が居られたが、実習の時私が持っていたノコギリを返そうとして差し出したら黙って首を横に振られた。ハッと咄嗟に思い直して刃の方を持って柄の方を差し出したら微笑んで受け取られた。・・・こんなのが本当の教育だよ・・。
小・中・高、12年の間、他国への罵詈雑言などどの先生からも一度も聴いたことがなかった。日本が今、世界のお手本になりつつあるのはこのような先生方の人徳と教えが預かって力があると思う。

三歩下がって師の影を踏まず。

身辺整理

2020年11月21日 12時46分56秒 | 日記
ギターの大御所、ジュリアン・ブリーム氏が今年86歳で亡くなったと言う記事を見た。『うわぁ、俺だって再来年には80になるよ、ジョーダンじゃないよ』と不安が黒雲のように湧き上がった。真夜中に目覚めて色々考える。妻子に迷惑がかかっちゃいかん、あれをどう始末しようか、これはどうしようか、と。

若い頃の夢であった乾燥高冷地での天体観測、観望は諦めたがその機材は?で、考えた末に博物館に寄贈した。香川県さぬき市というところにある。
子供の頃から読んだ科学方面の書籍もあったがこれも思い切ってそこに寄贈した。今、こんな、真面目な編集は殆どない、こういうのがあったからこそ日本は復興したのだ、と思う。
祖父が少し関わった郷土史前後二巻は故郷の図書館に寄贈した。恩師の著作もそこに寄贈した。

最後にバロックリュートが残った。これの嫁入り先がまだ見つからない。オランダから来た由緒正しいリュートだからそんじょそこらの楽器商人などのかねもーけ材料にはしたくない。ものの値打ちの分らない連中に渡してたまるか!
かといってこんな一般向きしない楽器を残されたら妻も息子達も困るだろうと今、愉しく悩んでいる。昨日からペグの調子を整えて調弦したら素晴らしい響き、シビレルゥー!


ひきこもり60万人

2020年11月21日 08時44分24秒 | 日記
『私は●●○○である』と【考える】のは顕在意識の世界である。あらゆる事柄を言語化しようとキチガイのようになる愚かな耶蘇教の世界である。
しかしその奥に【かくすれば かくなるものと知りながら 止むにやまれぬ大和魂】と言う世界、もっと分かりやすく言えば【なぜかはわからないけど大好き!】と言う世界がある。個人的な潜在無意識の世界であり本人も気がついていない。しかしその機微を清少納言は【胸少しつぶれて】と言う表現で言っている。
・・・大学教養部の時、哲学の教授が『こんなアホで幼稚な考えはない』と舌鋒鋭く講義したが今にして思えば必然的に反国家思想に染まるようにしようとの目論見だったな。
しかしまだその奥に集合無意識と言う領域がある。あなたと私は一面識もなく生まれも育ちも別世界だが【日本人としてのココロ】が共通にある。しかもそれは言語化出来ない、出来ないがある事象に遭遇すると同じ反応をする。

かねて思うが、ひきこもりは多分本人にも言語化出来ない。言語化出来ないし他人には了解不能である。このような世界は【悪魔祓い】の世界である。こう言うと『この宇宙ロケットが飛ぶ開明の世の中に何を馬鹿な事を・・』と蔑む愚か者が殆どだが、そういう点では安倍晴明の古代の方が洞察力があった。
思うに、日本と言う国を一つの人として考えるならひきこもりなる症状はその一番奥の集合無意識領域が病んでいる、もっと有体に言えば何者かにイタズラされている。その苦痛の見える症状だろう。
すると最近記載した雲上姫の場合も似たようなもので【悪魔祓い】をしなければならない範疇の事象と見る。

経済の回転とコロナ対策を両立させる、らしい

2020年11月21日 08時30分43秒 | 日記
都知事の仰るには五つの小・・・少人数、小一時間、小皿、小声、もうひとつは何だっけかな?
要するに、三密・・シュー・キン・ペー(集・近・閉)を避けるという幹に枝をつけたわけだ。

しかし、だったらこの際、補助金を出してでも 【密集都市部から過疎地へ】キャンペーンをやったらどうだ。俺は地方都市郊外の住宅地だがそこでさえ空家がそこここにある、また増えつつある。近所には只で家屋敷を人に譲って施設に行った人も居る。只同然の家なんて最近はわりかし探しやすいと思うし、国の施策としてやれば過疎地も生き返る。
但しその場合、最も厄介なのがじじい共である。これを黙らせなければならない。『オレたちの田舎に他所モンは入れん!』と息巻くのだ。俺も歳寄りの端くれだがこういう年寄りは困ったものだ。