夜汽車

夜更けの妄想が車窓を過ぎる

弁証法的変化の法則

2020年12月02日 14時28分49秒 | 日記
量的変化が質的変化を起こす。これはヘーゲルやマルクスが言ったらしい。
脳のシナプス結合もこれに似ている。情報量が閾値を超えると伝達される。

何を言いたいかと言うと、この十年ばかり【人類社会の邪悪】は進化論的なものであるか、それとも何かの約束か?を考え続けて来た。人類がアメーバ様のものから【進化】なる過程を経て今在ると言うのであれば何故人類と霊長類の中間の生き物は居ないのか?また進化論の所産であれば人類社会に倫理も道徳も法治も無用であるし第一そう言うものを思いつかない筈だ。
と言うわけで後者の【我々は何かの約束の中で生きている】と考え、その約束と世界の成り行きを日々照合して来た。このブログは元々その照合からの閃きを覚えの為に書き留める積りのものであった。
十年見て来た感想は、徐々に徐々に収束しつつあるように見える。【天網恢恢疎にして漏らさず】とはこういう事かな、と思っている。
そしてカンだが・・現在進行中の”アメリカ大統領選挙がイカサマ臭い云々”の進展状況、それにまつわって、そろそろ出始めた【日本の実情洗い直し】意見の燻り、等々の意見や議論が閾値にさしかかって超え始めるのではないか?と言う気がしている。
自分で言うのは自慢めいた気もするが過去の経験、つい最近の経験から【注意を集中している事柄】については自分はかなり勘が鋭い、予知力があると思っている。人事に関する記事、自然災害や人為災害に関する記事などを見ていると何かが進行中、それも巨大な穴が一瞬にして開き、瞬く間に全てを飲み込んで終わってしまうような仕方で世界が、丁度化学実験の滴定のようにアッと言う間に変わってしまう事態がもうそこに迫っているのっではないか?と思う。・・・その滅びは一日のうちに来る。それは大きな石が海に投げ込まれるように起こり二度と元に戻らない(黙示録)

このような状況について別の言い方をする人も在る。曰く、地球はその波動を急激に高めており、それに乗る事の出来る人々と出来ない人々に別れ始める。それは2020年から徐々に進行が速まっており、2021年にはもっと激しくなる、と。

作曲

2020年12月02日 09時34分05秒 | 日記
まあ、ド素人なので専門家が見たら噴飯もの。でも笑いを提供する意味はあると負け惜しみを付記しよう。

真夜中に目覚めた。気分は落ち込んでいる。【検閲】され続けた人生、それをよく分からず何かもどかしい思いで藻掻いて、結果愚行となって自分の評価を落としてしまった人生、何と無意味な人生!・・・唯一の救いが所ジョージさんの仰った『ろくでなしと言われる覚悟が無ければ愉しい人生にはならない』だったが・・・。

その沈んだ、ナサケナイ、淋しい、誰にも解ってもらえなかったな、との思いで、ふと枕元の詩集を開いた。
蔵原伸二郎の詩集【東洋の満月】の冒頭にある【蒼鷺】があった。長いが引用しよう。

>>蒼鷺     蔵原伸二郎【東洋の満月】より
見たまへ。 蒼鷺が飛んでゆくよ、暗い地底から幻像の蒼鷺が飛ぶよ。
俺は不思議な原始の想ひを、脳の奥底深く秘くし、哀れな蒼鷺となって、
遠い山脈の湿地方へ翔けてゆかう。
暗い記憶の遺伝の幾万年を遡り、爬ひあがり、遠くなつかしく忘れ得ぬ、
原始林へ、草繁る川岸へ、荒涼たる不毛の海岸へ、そして、暗く冷たい、
大自然の胎内へ、- 実在へ、あまたの季節を飛躍し、走ってゆかう、
走ってゆかう、生新しい星と月を木の根の間から、ぬすみ見ながら、
憂鬱の川岸の、朱い果実でも喰って、だれも居ない、大自然の奥の沼沢地方で、水を切って、泳がう、泳がう。
そこいらの月夜の岸辺を、哀しい蒼鷺となって、なきまはり、かけめぐり、
つべたい白魚でも漁って、喰っていよう、喰っていよう。

これを反芻しながらギターを引っ張り出して音符を並べて見た。小節線もなし、リズムもなし、速さも気分次第・・・