夜汽車

夜更けの妄想が車窓を過ぎる

信仰

2017年04月25日 22時32分46秒 | 日記

 実証、論証可能なる故に神を信じる、とはウソである。そのようにして信じられる神は偽物である。

百尺竿頭進一歩と言うことばがある。実証も論証もない、だが神の前に五体投地する・・これが本当の信仰であってそういう信仰しか神の波動に同調しない。同調しなければテレビに何も出てこない、つまり人生に神は姿を現わさない。

求めよ、さらば与えられん、と言う。賢い人ほど証拠の無いところに求めることはしない。つまり賢い人ほど神の側からは愚かな人である。

自分なりに多くの経験をし、多くの人の事例に感銘を受けて思うに、どのような人にも信仰は最後のセフティ・ネットである。あなたが真剣に生きようとする限り神はあなたを見捨てない、不思議としか言いようのない仕方で人は支えられて生きる。


幸せは足元に落ちている

2017年04月25日 22時19分32秒 | 日記

 幸せな人生は山の向うの雲の峰のどこかに在るのではない。あなたの足元に落ちている。

下記は書いた本人さえ気着いていない幸せな人生の一端である。

金曜日・・・今週も仕事は終わった、寄り道して野菜や豆腐、酒やら焼き鳥やらを買い、妻と小さな犬が待つ家に帰る。

土曜日・・・朝5時から散歩に出る。犬は大喜びだ。帰って来ると熱い味噌汁に卵を落として冷や飯をかきこむ。妻はまだ二階で寝ている。

ここに漂っている『空気』をあなたは読めるか?これこそ、かの賢人ソロモン王が述べた人生の要諦だ。

神が人に与えたいと思って居るのはまさにこういう人生であって地位、名誉、業績、功績、学歴、などなどではない。私はそれに気着くのに70余年かかった。

人生で最も大事な事は【神】と【愛】を体得することである。


西郷隆盛さんが薩摩人に尊敬されるわけ・・ある人のメールに応えて

2017年04月24日 09時21分45秒 | 日記

 西郷さんに私淑する若者たちが集まった【私学校】。それに西郷さんがいちいち指導だの口添えだのをしたと言う話は聞いた事がない。あまり真剣に調べていないから自信がないが多分自由にさせておいたのだろう。

 そこが明治新政府の方針に異議を唱えて暴発した。西郷さんはそれを留めなかったが内心では若気の至り、深謀遠慮が足りなかったとは思っただろう。だから、そして、それでも『もうこうなっては仕方がなか、私の命をおはんたちに上げよう』と西南の役が始まった。

 西郷さんが本気で政府を倒そうと思ったか否かは疑問だ。本気なら船で東京を目指したのではないか?それを江戸幕府が薩摩を恐れて築いた熊本城、小倉城、姫路城などを落としながら陸路北上とは如何に何でも拙劣な戦術ではないか。

 思うに西郷さんは薩摩兵児の【純情】に殉じたのだ。動き始めた【時代】を覆すことなど出来ない事など維新の大業を成し遂げた経験から解っていたはずだ。

 命も要らず名も要らず・・との無欲で始末におえぬ人でなければ国家の大事は成し遂げられない、との思想は全世界の全時代に対する政(まつりごと)に携わる人々への警鐘にして叱責であろう。

 しかし、私思う・・・【もうこうなっては仕方がなか、私の命をおはんたちに上げよう】の心構えこそは【息子を持つ父親の覚悟】でなければならない。元々、人の子に親となることは救いようもない【罪作り】なのである。その罪の贖いとして子供、とりわけ男の子に対しては【地獄に落ちるのか、俺は懸命にやったがやはり落ち度があったのだ、だから一緒に行ってやろう】と言って実行できなければならない。

 愛情乞食と言う悲しい言葉がある。『親父は俺の事を俺の将来を本気で気遣っているのだろうか?』・・有体に言えば『本気で愛しているんだろうか?』との問いを生き方や行動で確認したい息子は多い、哀しくも切ない心情だ。私もまた、暴走族やヒキコモリにはならなかったがやはりそれだった。そしてそれが裏切られた、『ああ、親父は何にも解っていないんだ、自分の関心ごとが第一なんだ、ピーターパンなんだ!』と思った時に親子の縁は切れる。

 芥川龍之介の杜子春を読むとこの辺りの機微が非常に解りやすく書いてある。

 顕在意識、理性領域の問題は論理的にほどいてゆかなければ解けない、時間がかかる。しかし無意識領域の葛藤は一瞬にして氷解する。長く引き籠って将来に絶望した若者が灯油をかぶって死のうとした。咄嗟にその父親が『おまえだけ死なせはしない、俺も一緒に行ってやる』と同じく灯油を被って火を点けようとした瞬間、息子が止めてくれ!と叫んで長かった引きこもりが一瞬にして終わった、と言う話をかなり以前読んだことがある。

 世間は他人の集まり、このような親子の繋がりはない。また、西郷さんのような人は一万年に一人ぐらいだろうか?

 『責任は俺がとってやる、思う通りにやれ!』と新入社員、部下に言える上司になりたかった。言えなかった、しかし実質的には部下の防壁として仕事はしたと思って居る。失うのは悪く行っても役職だから出来ないことはない。・・それさえもする覚悟のない人々が多いが・・・!

 だが、子供達に対しては懸けるのは【命】である。それが判っていないなら子供を持つべきではない。言い過ぎかな・・?


どう始末をつけるのかな?

2017年04月21日 17時47分42秒 | 日記

 日本は議会制民主主義の国で、衆議院議員選挙とは政権選択の選挙だ。その選挙で自民党が第一党になって現在の安倍政権があるわけだ。

 つまり現政権は国民が選んだのだ。

 じゃあ、【安倍政治を許さない】とは【国民を許さない】と言う事か?そうなんだろ?

 最近また【安倍総理夫妻を刑事告発】しよう、との動きがあるらしい。発起人などの名前がネットに見られる。・・一体どういう法に触れるどういう罪状かは見えない。これは要するに間接的に【国民を刑事告発】したいわけだ。もう引っ込みがつかんのではないか?

 煎じ詰めると今の民進党はじめ国会で愚にもつかぬクダラン事をやっている連中は【国民より自分たちがエライ!日本国は自分たちのものだ】と言っているようなものだ、それが本音だろう。本音じゃなきゃ何だ?言わされているのか?誰かのお先棒担いでいるのか?

 いずれにしろこれは結局【国家転覆企図共同謀議、反逆罪】じゃないか?古代中国では腰斬刑、近代中国では凌遅刑なる恐ろしい刑罰の対象だね。そうでないとしたら何だ?後ろめたい、空恐ろしいから【国外亡命】などと言い始めたのではないか?

 しかし君たちは勘違いしている、平和に暮らしている、建設的に生きている人々の社会を転覆しようとの企図は【反モラル】行動である。その反モラルなるものは地球上の何処にも居場所はないのだ。別の言い方をすれば君たちのやっていることは【倫理に悖る、神に言い逆らう】行為なのだ。

  

 

 

 


亡命

2017年04月21日 17時20分29秒 | 日記

 最近聞いたが、ある人が寡婦になった。子供は外国に居るし親の面倒は日本に居る兄弟がするので自分はもうフリー。で、子供の居る外国に戻ると言う。『ああ、そうね、そういう考えもあろうよ』と思った。が、何か心にひかかるものがあった。

 実はこの人物、名前をネット検索するとヤバイ記事がゾロゾロ出て来る。本人は特別以て他意はなかったのであろうが先の大戦中、日本軍がアメリカの将兵を苛めたとの記事を色々聴きだしたか何かして書いているらしいのだ。

 今更そういうモノをほじくり出して、『一体アンタ何を言いたいのかね?』と思う人々は多かろう。代わりに応えてやろうか・・要するに『アタシは日本や日本人がキライなの』、で、過ぎ去った事を穿り出して記事にすることで日本人に唾ひっかけているのだろう。

 往々にしてこのような行動をとる人々、反社会運動に奔る人々に、私は【解消されなかった親への反抗心】を見る。本人はその無意識の葛藤に気が付いていない。それが代償行為として社会や世間の大通りの信号を無視する事によって溜飲を下げるのではないか?

 民進党にクイズ王小西とか言う御仁が居るようだ。最近ネット記事で彼言ったらしいことに・・・テロ等準備に関わる法案・・なんでも勝手に共謀罪と呼んでいるらしい・・・なるほど本心なんだな!実質的に共同謀議をやっていると白状しているようなものだ・・・が成立したら国外亡命しなきゃならん、と言っているらしい、とのこと。

 それを見て『ソーカ!!』と思った。彼女は要するにこの法案は可決される事を見越して逃げを打ったのだ。要は亡命なんだ、と思った。