夜汽車

夜更けの妄想が車窓を過ぎる

女性の【会話】について

2019年09月20日 20時10分05秒 | 日記
全ての女性がそうだ、と言う積りはない。拙妻女の例だ。

伝えたい事の全容を要領よくまとめて話さない。もしかしたら全容を話す必要はないと思っているのかもしれない。ジグソーで出来た絵をばらして、その一枚だけを見せる仕方で話す。話す方はそれで充分と思っているのかもしれないが聴く方は『一体何を言おうとしているのだろう?』と【考え込む】。すると『今日は鬱だね』と抜かすではないか。

一方、聞く場合も、こちらは全容を話す。しかし敵はそれを分解して部分だけ憶えている。一体何度説明すれば全体を飲み込むのかな?

『明日、9時から10時の間に来るって』・・『誰が?』・・『クルマ屋さんよ』・・『クルマがどうしたの?』・・『車検よ』・・『車検は明日午後にこっちから持って行くんじゃなかったっけ?』・・『おさかな祭りに行きたいから予定を変えてもらったのよ』・・『それを早く言え!』

意志の伝達は難しい。昔、陸軍の飛行隊が訓練から帰還した。鹿児島出身の搭乗員が整備兵に何事か説明して最後に『なおしておけ』と言った。本州出身の整備兵は飛行機を格納庫にしまった。・・・九州方言には【なおす】に【修理する】の意味もある。本州の方にそういう言い方はないらしい。

『こやとっとっと』も九州人でないとわからないかもしれない。九州人のあなたは多分わかる。関東人のあなたは『なんじゃこりゃ!』ではないか?

【おもてなし】とは【根性腐れ】の【裏返し】

2019年09月17日 06時52分53秒 | 日記
日本人の最も卑劣且つ嫌悪すべき性格は【いじわる・いじめ】である。

息子の経験を見て自分自身が【余りの苦痛】から【封印していた事】を思い出してしまった。私の一生は【この苛め人共から逃れたい】の繰り返しだった。生きる為には社会に出て働かなければならない。しかしその社会には必ず少なくとも一匹、根性の腐った鬼が居て事あるごとに私に『おまえは邪魔者だ、目障りだ!』と言ったり振る舞いで示した。

祖父はその父と兄に【のけ者】にされて家を飛び出し、外地に職を求めて生きた。敗戦で築いた全てを失ってマルハダカで引き揚げ、失意のうちに死んだ。

父は引揚者として成り行き上仕方もなく身を寄せた妻の実家から【縁を切って出て行け】と言われ、妻の母が死ぬまで【陰に陽に】陰口、謂れのない罵詈雑言を聞かされ続けた。父個人を貶すのみならず私の家系をも誹謗した。それを小学校の時から見続けた。墓を暴いてでも復讐したい。

中学校で酷い苛めにあった。その心の底には【僻み】があったと思う。そんな根性腐れ共と同じ高校には断じて行きたくなかったので遠く離れた処の高校に頑張って進学した。大学で苛めはなかったが就職してからは【人間とはこんなにもいじけるものか!】とウンザリする根性曲がりの【口撃】にあった。そんな場所から逃れたくて会社が倒産同然になると自分で仕事を始めた。

しかし数年後、その仲間からあらぬ言いがかりでのけ者にされたのでこれ幸いと辞めた。次に元上司と始めた会社は一仕事完成させたら用済みと言う事で後から入った者共に追い出された。次に入った会社にも一人、異質の者をよそ者と嫌い、仕事にいちいち難癖をつける者が居た。こういうのに少し免疫が出来た私は気着かぬ振りで押し通したらそいつが会社を辞めた。・・・それで分った!・・・こういう苛めをやる人間は本質、【自分に自信がなく弱い】のだ。相手が動かないと自分が逃げ出すしかないのだ。

ギターの【鳴り】について

2019年09月13日 16時25分55秒 | 日記
【鳴らないなあ】【音に刺がある】【力任せに・・・】などと感じる時は湿度が50を超えている。日本で普通にこの条件を維持するのは中々大変なことである。ギターの演奏や教授を生業としている人にしか出来ない。趣味でやっている人のタタミ、障子、襖の部屋では殆ど不可能である。

逆に、この湿度条件を満たす環境なら合板で作った楽器でも結構鳴ると思う。

では・・・仮にそのような環境を持って居るとしようか、合板製ギターを買うか?と言うと多分殆どの人は買わない。多くのギター趣味人にとってギターとは【持つ満足感】【磨いて眺める喜び】が【演奏する喜び】に優るのだろうと思う。
(ある楽器製作所の説明文には音の事は何も書いてない、飾りがどんなに美しいかを書いてある。一方、ドイツのアコースティックギターメーカの説明には理想の音をどのように得ようとしているかを書いている。)

さらに、10万円のギターの音と100万円の音を聴き分ける程精密な耳、音楽的感性を持つ人は稀だと思う。何故そう言うか?と言えばネットで聴く演奏に【ろくなものがない】・・・無論素晴らしい演奏もある、素晴らしい演奏をしているのは殆ど女性の演奏家だ。
ぶん殴られるかもしれないがセゴビア、イエペス、ブリーム、ウィリアムス等大御所の演奏の何がいいのかわからない。失礼ながら日本の大御所、先生方の演奏にも感動も感心もしない、途中で聴くのをやめる。韓国人の方が聴かせる演奏をしている。

脇道に逸れた!・・・情報を見ると100万を超えるギターが簡単に取引されている。唖然とする。もう忘れたが神経回路に使う函数がある。独立変数が1より小さい間は従属変数も比例して上昇するが1を超えると従属変数に殆ど変化がない。ギターの場合、【性能・鳴り】=f(価格)に於いて20万円がその閾値だろうと思う。20万越えのギターは音楽的必要によって選ばれるのではない、【持つ喜びやコダワリ】で選ばれるのだ。苦い経験からの結論。それより高価なギターは子供のおもちゃモードだろう。

大した音楽的感性もないのに高価なギターを買う・・まあ勝手だが・・・のは何となく幼稚。

「地元は政治家であることの原点」・・・たわけ!

2019年09月13日 11時05分47秒 | 日記
国政に参与する政治家がこんなこと言うのは日本国だけじゃなかろうか?

国政に参与したら【世界の中での日本】を念頭に置かなければならない。私のような名もなき市井人でさえ、息子が自衛官になったら【公の御用に与っている】と、親の立場での総てを憚っているのだ。それが、「地元は政治家であることの原点」と言って頻繁に地元に行って確たる国家観もないジジババミーハーに【わしが国サのセンセーサマ】と拍手喝さいを受けるパフォーマンスをやったり言ったりするのはい要は【票が欲しい】、ちやほやされたいだけ、じゃなのか?

こんなチンケな人物が大物政治家面出来ている日本は孫正義に言われるまでもなく後進国だ。こんな人物に国家を委ねる事があってはならない、だってそうだろう?田舎の、山村の、漁村の、テレビで下りもしないお笑いを見て喜んでいるようなジジババミーハーに日本の行く末を委ねられるか?ジジババミーハーが悪いとかアホだと言っているのではない、人にはそれぞれに【分】と言うものがあるのだ。【分を弁える】ことを【分別がある】と言う。

誉のある事に使われる器もあればそうでないことに使われる器もある。しかしどちらも無くてはならないのだ。

【分を弁える】についてもう一つ言いたい事がある。ある高齢の元女性皇族の方が言って居られた・・・『高貴の家に生まれ、・・・(暗に、自分の思いを封印して)・・・生きなければならなかった・・・(そこには一個の【人】としての苦しみ)があった・・・』
振り返って決して幸せではなかったとの取り返せない思いがお有りになったのだろう。でも立派!公の人、立場を弁えて居られた。
私のような田舎の一般大衆でさえ、【家格、家風、その他先祖伝来の考え方】に合わないと言う理由で結婚を諦めさせられた事もあったのだ。最近の雲上姫、その(甚だ失礼な言葉ながら)【ご両親】、国民を愚弄なさってはいまいか?

今!

2019年09月10日 22時55分36秒 | 日記
ぼんやり考え事をしていて閃めいた。

死んで後【個の意識】は残ると言う記事が有った。そうであれば嬉しいだろうか?・・CRTもキーボードもマウスも無いコンピュータ! 
そうでなくても、それほどにまでならなくても、蓮の葉っぱの上にじっと座って過ごすのは退屈極まりなかろうに。そうでないとしても、この地上世界で愛した人々、家族と会えない世界はなんと淋しいものだろうか。それくらいだったら意識は失うほうがいい。

【栄華を極めたソロモンでさえ明日は枯れて火に投げ入れられる百合の花ほどにも装っていなかった】・・・そうだ、いつ透析に回されるか分からない状態、いつ妻に先立たれてひとりぼっちになるかもしれない身、でも明日また明ける一日を精一杯生きよう。過ぎたことを悔やまず、まだ来ない時を憂えず。

今生きている殆どの人類、基本的な謙遜を忘れていないだろうか?毎日お手洗いに行く。その度に思う、【ああ、汝罪あり】