貨幣資料館

　名古屋に出たついでに、三菱東京UFJ銀行貨幣資料館にも寄りました。さらに別の美術館にも回る予定でしたが、この資料館の展示が充実していて去りがたく、タイムオーバーになり、計画を先延ばしすることにしました。
　4年前に築80年の銀行内に資料館がオープン。更に今回は安藤廣重の浮世絵、版木なども併せて見ることが出来ます。しかも撮影自由というおまけまであり、次の企画も見逃せません。前身の東海銀行(その後は中央三井信託銀行名古屋支店)は名古屋空襲にも焼け残り、コリント式の列柱の重厚な雰囲気を今に伝え、これがそのまま資料館となっています。民間では最大規模とか・・・但し、銀行営業時間しか開いていません。土日はお休みです。
　15年前、東京にいた時、日銀の資料館を友人に案内されましたが、そこと比較してもひけをとりません。国内外の貨幣が展示され、貨幣の歴史を知ることが出来ます。写真はイギリス皇太子ご成婚記念貨幣。コインには、２人の横顔がレリーフにされ、H.R.H THE PRINCE OF WALES AND LADY DIANA 1981と、彫られていています。世界中に中継され、華やかだった式が偲ばれます。この時、25年後の英国王室の今を、誰が予測したでしょうか。