関西にいた時親しくしていた、書家である友人の木谷さんから詩と書のコラボ展案内状が昨日届きました。87歳となり最後の展覧会と添え書きしてありました。いつまでもお元気なことが嬉しいです。
1989年の天安門事件の翌年の1990年、彼女の書道のお弟子さんのグループに誘われ始めて私も渡航しました。中国への渡航目的は観光もありましたが、主は書の遺跡。歴史の古い書道具店の西冷印社にも行きました。そこで求めた印泥は、30年後の今でも使用しています。
書の遺跡である石の板碑は、文化大革命でも破壊されず残りました。仏像などはひどく壊されたようですが・・・
そのころの中国は貧しくて汚れていました。道路には無灯火の自転車があふれていて、危険でした。観光地で知られている頤和園も、日本人の感覚とはあまりにも違いすぎて、木谷さんと眉をひそめました。桂離宮とは余りにも違いすぎるのです。日本人と中国人の感覚はこんなにも違いすぎるのかと。あれから30ヶ国に旅しましたが、中国はもう行きたくないです。
コラボ展を一緒にされる福永さんもかなり著名な方のようで、映画にもでられているようです。ネットにもありましたので、その写真も添えます。
追記; コメント下さったokoさまに従い私も木谷さんのことをネットで拝見しますと、大変な活躍ぶりで、ご無沙汰している間に、著書も複数出されていて、さすがと思いました。
展覧会に行きたいのはやまやまですが、神戸まで行く元気がありません。コロナのおかげで、3年も県外に出たことがないのです。12/15から12/20 まで。神戸市中央区山本通のGALLERY北野坂で。
私が処女歌集「月見草」を平成元年に出版した時、彼女はお祝いに、私の歌の作品のいくつかを書作品にまとめてくれました。今も大切にしています。あのころと変わらず今も、200人のお弟子さんを指導されていると思います。
彼女と私のコラボ作品の一点を最下段にアップしました。
千姫の生きし世のまま姫路城化粧櫓は夕映えの中
案内状
ネット記事より
私の歌を木谷さんが作品化
私の先生も私文書が専門ですが、とうとう書けずに今日に至りました。
松原様のお歌、とても味わい深く素敵に拝見させて頂きました。
素敵なご紹介をありがとうございました。
感慨深いお歌が書の先生とのコラボになって素晴しいです。
もう3年も閉じ込められて、長いこと。いつになったら友人たちと会えるやら。
来年はどうにかなるでしょうか。
果てしなく建ち並ぶ高層ビル群に驚きました。
30年前とはまるで違うと思います。
でも人々のマナーはたいして変わらないかも知れませんね。
お歌と書のコラボ、初めて観ました。
リコメが遅れましてすみません。
木谷さんのことを調べてくださったのですね。
私も記事を少し訂正しなければなりません。
関西を離れて30年もたちまして彼女にも
ご無沙汰しています。
パソコンがようやく使えるようになりました。
東京から姫路城にもいらしたのですね。
懐かしいお城です。
私も三年も県外に出ていません。
まだまだかかりそうですね。
30年前はひどいものでした。
何しろ高速道路を白菜を積んだリヤカーが駆け足で
急いで走るのです。
美術館の照明も暗くて、停電しているようでしたし。
それも上海で。
店員は不愛想で、ありがとうも言いません。
これは今も同じでしょうね。