つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

月見草17号

2005-12-16 | 短歌
 今年もつつがなく短歌通信「月見草」17号を発刊することが出来ました。表紙絵を描いていただいているTさんとの二人三脚も17年目となりました。
 彼女の出身大学の同窓生の作品展が東京で来年開かれます。彼女はこの月見草の表紙を出品予定です。17号の作品より

玉藻刈る辛荷の島にと赤人の詠みたる歌碑に初日光さす  Hさん

はからずも前行く人がドア開けて老いたる吾をいざなひ給ふ  Mさん

長き歳支へてくれたる細き足やさしく撫でて今朝も起きいづ  Sさん

雪渓を渡る夫の足跡に重ね歩けばぬくもりのあり       Fさん


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2 コメント

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月見草 (syozen)
2005-12-17 22:00:21
17号今日戴きました。「石光寺」「聖林寺」「室生寺」遠くの方々が私の住んでいる近くまで来て短歌を詠んでおられるのを見て懐かしいやら嬉しいやらです。

ゆっくりと読ませて頂きます。
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石光寺 (matsubara)
2005-12-18 09:31:14
syozenさま、ようこそ。

今年も発行が半月遅れてしまいました。印刷、製本に結構日にちがかかりました。会員以外の人はこれから発送です。

石光寺だけこの中では知らないところです。奈良にはまだ多くの尋ねるべきお寺があるようですね。あちこち行ったつもりでいますが・・・
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