「住職さん、待ってますよ」・・・
電話がかかってきました。
もうすぐご主人の1年忌をお迎えになるご門徒さま。
しんどくて、辛くて、悲しくて、やるせなくて、痛くて・・・
沢山泣かれた、そんな1年でした。
お七日、初盆、ご命日・・・
お会いさせて頂く度にいろいろなお話を聞かせて頂きました。
私とお会いするときは、気丈に振舞っておられました。
でも、やっぱり切なくなって泣いておられたそうです。
共に過ごされる娘さんご家族が一生懸命支えられておられる。
時には衝突することもあったとか・・・
しんどかったですね・・・としか・・・
力のない私です。
ご仏縁を重ねながら一歩一歩。
少しずつ、少しずつお元気になられてきました。
「今月のご命日にお参りさせて頂いて、
坊守様と阿弥陀経のお勤めをさせて頂きました。
ご法話で阿弥陀さまは常に包んで下さっていますよ、ってお話し下さいました。
主人もそのおはたらきになって私を包んで下さっていたのですね。
私は、嬉しくて毎晩阿弥陀経のお勤めをさせて頂いています。
何となく有難くて・・・」
「それは良かったですね!1年忌の時には又一緒にお勤めさせて頂きましょう!」
「下手ですけど・・・」
明るい声が電話の向こうから聞こえてきます。
「もう、家族中でご住職様と坊守様が来て下さるのを心待ちにしています。
もう昔からのお付き合いみたいな気がします。」
これまでにもご実家の方では何度もお会いしていたお方です。
でも自分の事として考えることもなかったのかもしれません。
しかし、大切な人の死に出会ったこの1年は大変大変長い時の流れだったのでしょうね。
これまでの過去のご縁も振り返りながら・・・
少しでもこんな私を親しく思って下さるその言葉に
「ありがとうございます。最高のお言葉です・・・」
電話がかかってきました。
もうすぐご主人の1年忌をお迎えになるご門徒さま。
しんどくて、辛くて、悲しくて、やるせなくて、痛くて・・・
沢山泣かれた、そんな1年でした。
お七日、初盆、ご命日・・・
お会いさせて頂く度にいろいろなお話を聞かせて頂きました。
私とお会いするときは、気丈に振舞っておられました。
でも、やっぱり切なくなって泣いておられたそうです。
共に過ごされる娘さんご家族が一生懸命支えられておられる。
時には衝突することもあったとか・・・
しんどかったですね・・・としか・・・
力のない私です。
ご仏縁を重ねながら一歩一歩。
少しずつ、少しずつお元気になられてきました。
「今月のご命日にお参りさせて頂いて、
坊守様と阿弥陀経のお勤めをさせて頂きました。
ご法話で阿弥陀さまは常に包んで下さっていますよ、ってお話し下さいました。
主人もそのおはたらきになって私を包んで下さっていたのですね。
私は、嬉しくて毎晩阿弥陀経のお勤めをさせて頂いています。
何となく有難くて・・・」
「それは良かったですね!1年忌の時には又一緒にお勤めさせて頂きましょう!」
「下手ですけど・・・」
明るい声が電話の向こうから聞こえてきます。
「もう、家族中でご住職様と坊守様が来て下さるのを心待ちにしています。
もう昔からのお付き合いみたいな気がします。」
これまでにもご実家の方では何度もお会いしていたお方です。
でも自分の事として考えることもなかったのかもしれません。
しかし、大切な人の死に出会ったこの1年は大変大変長い時の流れだったのでしょうね。
これまでの過去のご縁も振り返りながら・・・
少しでもこんな私を親しく思って下さるその言葉に
「ありがとうございます。最高のお言葉です・・・」