月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

小さな出来事のはなし

2010年02月23日 21時34分38秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
届きました。
昨日、子どもたち宛てに出した葉書が。
しっかりと、22-2-22の消印が押してありました。

帰宅した子どもたちに、「葉書が来てるよ」と差し出すと
「わー、なにこれ? なんで? どうしたん?」
22-2-22の消印の意味がようやくわかって
「なあんだ、そういうこと!」
「まあ、宝物にしていいよ(笑)」
「うん、じゃあ貼っとこうか」
と、息子は壁に貼ってくれました。

この葉書が宝物になるかはわかりませんが・・・
こんな小さな出来事がだんだんと積み重なって
彼らの人生になるんですね。
そう、わたしの人生も・・・

電子手紙

2010年02月23日 20時04分56秒 | 仏々相念(住職日記)
便利なものです・・・

学生の時にメールとかネットとかあったらどうだったのだろうか、
もう既にあったのでしょうが、学生が持てるほど普及もしてなかったでしょうし、
携帯電話をそれぞれが持ちメールとかできるのであればどうなっていたのでしょう・・・
いつも思うこと!

今でもインターネットとか、頻繁にする訳ではないのですが、
いろんな情報、調べ物をボタン一つで得ることができるのですから便利なものです。
ましてや簡単に今の状況を伝えることができるメールは凄いですね。

電話ほど掛けるのに時間を気にしなくていいし・・・
口下手な私にとって助かるアイテムです。

こんなこと書きますとメールも沢山しているように思われるかもしれませんが、
そんなこともなく極々稀なことであります。

ご門徒様から頂くメールの中には、
嬉しさいっぱい、切なさ・悲しさいっぱいを頂きます。
会っては言えないことでも送って頂いたりして、
頷いたり、笑ったり、辛かったり・・・
これを通して近しく思って下さり、嬉しいのです。

時代の流れの中、手紙を認めるということも少なくなりました。
その時の感情、体の状態、そして相手に対する想い・・・
一文字一文字の中に込め
ポストに投函するドキドキ感・・・
これもいいものです、経験ありますよね・・・

別にメールを否定する訳ではありません。
電話嫌いな私にとって強力な味方なのです、
でも、今の学生にもポストに投函するドキドキ感、
この字を見てどう思ってくれるのだろう、みたいなものを失って欲しくないよなぁ・・・

送られた手紙の封を切るあの瞬間、嬉しかったなぁ~!