月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

朗読法話

2010年04月06日 20時44分43秒 | 仏々相念(住職日記)
何年前だったか・・・

以前、ご縁を頂いて大谷本廟での納骨に立ち会わせて頂いた。
お勤めをして頂き朗読での法話を聞かせて頂いた。
これはこれでいいのでしょう・・・

今、ご法事にお参りしても法話をされない僧侶も多くおられるとか・・・
勿論お経さんのご縁を大切にするのは分かりきったことですが
やっぱりご門徒と一緒に仏さまのお話はしたいものです。

私は、吃音がありスムーズに言葉が出ないことがあります。
吃音は言いわけで勉強嫌いなだけなのですが・・・
正直、ご門徒のお宅にお参りさせて頂くようになった頃法話が嫌で嫌で堪りませんでした。
法話もせずに帰ることも多々ありました。
その時の後味の悪いこと・・・
どうせ後悔するのならやって後悔!
とばかりにやってはみたが、頭の中が真っ白になって本当に後悔・・・
あの時にこの「朗読法話」があればなぁ~って、大谷で聞かせて頂いたことです。

法話にどのようなスタイルがあってもいいのだと思うのです。
親鸞聖人の御教えから逸れることがあってはなりませんが、
自らが頷き感動することをご門徒とお味わいできればそれでいいのでしょう・・・

そりゃ、縦板に水でスラスラお話しできることに越したことはありません、
布教使ともなればそういう事も求められるかもしれません。
だからといって、一生懸命に語る姿を謗るようなことはしてはなりません。
何の為に仏さまの前に座らせて頂くのか・・・

原稿を読むスタイルでも良いじゃないですか!
吃音でカッコ悪くても良いじゃないですか!

自分ができる精一杯をどのような形でもいい、
仏さまを中心にご門徒と一緒にお味わいできればそれで最高なのです。   

家族写真のはなし

2010年04月06日 02時34分38秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
デジカメで旅行の写真を見ています。

真ん中にまだいちばん背の高いご院さん
両隣にはにっこり笑う娘と、
少し生意気な顔をした息子。

子どもたち、こんなに大きくなったんだ。
ご院さんと一緒に年を重ねてこれてよかったなぁ。

それにしても、やっぱりダイエットした方がいいかも・・・わたし。

家族写真を見ながら、何十回目の決意だろう・・・