「ポン」ふふふふ・・・
不覚にも背中を見せていました。
座り込みテールランプを拭いていると軽く頭をポンと叩くのです。
「えっ」と振り返ると満面の笑みで立っているのです。
もう背中から離れません。もたれ掛りながら私の髪の地肌をチェックし始めるのです。
昨日のこと、坊守から外国の猿の話を聞いたばかりでした。
若い雄猿がグループに入れて頂く為ボス猿に許しを請うのです。
ボス猿がグループに入ることを許可すると毛のノミを取ってやるのだとか・・・
私はまるでその若い雄猿の如く、彼女に許しを頂いたかのような状態でした。
前回、寂し気な別れだったので心配していましたが安心しました。
話しながら車体を拭いているとランドセルを階段に置き腕まくりして立っているのです。
「これ洗う!」ニコニコさんを見ているのです。
「Yちゃん、おっちゃん今日急いどるんよ。ササッと洗わい!」
「嫌だ!何で急いどるん?どこ行くん?・・・」
問答していると学校が早く終わった息子が笑いながら帰宅・・・
言ってくれたんでしょうね、坊守が来てくれました。
「Yちゃん、おかえり!お菓子あげよ!おいで・・・」
引き寄せられるように坊守のもとに・・・
坊守と一緒に境内の草引き開始!
楽しそうにお話をしながらきれいにしてくれました。
学校や家で「草引け」って言ったらつまらなそうにするんだろうな~・・・
でも相手が坊守、つまらない草引きが楽しくなるのでしょうね。
優しい微笑みに安心するのでしょう!
この隙に洗車を終え私も境内へ・・・
「Yちゃん、ありがとう!きれいになったね!ナンマンちゃんが喜んどらい。」
「喜ばんよ!」
「お菓子もらったん?良かったね!帰ってナンマンちゃんに手を合わせてから食べてよ!
いいものもらったねってナンマンちゃんがきっと言うよ!」
「言わんよ!だって人形だもん!」
「いや!きっと聞こえるから手を合わせてね!
じゃ、気をつけてお帰りよ!おっちゃん、ここから見とってやるけんね。」
「嫌っ!おっちゃんと遊ぶ!」
「じゃあ、おばちゃんが連れて行ってあげよ!」
坊守とお話しながらお菓子を手に楽しそうにお帰りになられた。
やっぱり、楽しそうに帰る姿の方がいいですね・・・
境内の香りはどうでしたか・・・?
そんなことどうでもいいか!一番喜んだのはナンマンちゃんだもんね!
「ご院さんもえらくなりましたね!」って坊守にお褒めを頂いたことは言うまでもない!


不覚にも背中を見せていました。
座り込みテールランプを拭いていると軽く頭をポンと叩くのです。
「えっ」と振り返ると満面の笑みで立っているのです。
もう背中から離れません。もたれ掛りながら私の髪の地肌をチェックし始めるのです。
昨日のこと、坊守から外国の猿の話を聞いたばかりでした。
若い雄猿がグループに入れて頂く為ボス猿に許しを請うのです。
ボス猿がグループに入ることを許可すると毛のノミを取ってやるのだとか・・・
私はまるでその若い雄猿の如く、彼女に許しを頂いたかのような状態でした。
前回、寂し気な別れだったので心配していましたが安心しました。
話しながら車体を拭いているとランドセルを階段に置き腕まくりして立っているのです。
「これ洗う!」ニコニコさんを見ているのです。
「Yちゃん、おっちゃん今日急いどるんよ。ササッと洗わい!」
「嫌だ!何で急いどるん?どこ行くん?・・・」
問答していると学校が早く終わった息子が笑いながら帰宅・・・
言ってくれたんでしょうね、坊守が来てくれました。
「Yちゃん、おかえり!お菓子あげよ!おいで・・・」
引き寄せられるように坊守のもとに・・・
坊守と一緒に境内の草引き開始!
楽しそうにお話をしながらきれいにしてくれました。
学校や家で「草引け」って言ったらつまらなそうにするんだろうな~・・・
でも相手が坊守、つまらない草引きが楽しくなるのでしょうね。
優しい微笑みに安心するのでしょう!
この隙に洗車を終え私も境内へ・・・
「Yちゃん、ありがとう!きれいになったね!ナンマンちゃんが喜んどらい。」
「喜ばんよ!」
「お菓子もらったん?良かったね!帰ってナンマンちゃんに手を合わせてから食べてよ!
いいものもらったねってナンマンちゃんがきっと言うよ!」
「言わんよ!だって人形だもん!」
「いや!きっと聞こえるから手を合わせてね!
じゃ、気をつけてお帰りよ!おっちゃん、ここから見とってやるけんね。」
「嫌っ!おっちゃんと遊ぶ!」
「じゃあ、おばちゃんが連れて行ってあげよ!」
坊守とお話しながらお菓子を手に楽しそうにお帰りになられた。
やっぱり、楽しそうに帰る姿の方がいいですね・・・
境内の香りはどうでしたか・・・?
そんなことどうでもいいか!一番喜んだのはナンマンちゃんだもんね!
「ご院さんもえらくなりましたね!」って坊守にお褒めを頂いたことは言うまでもない!


