月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

台風一過

2013年10月09日 19時19分20秒 | 仏々相念(住職日記)

ペンキが・・・

 

台風一過っていうことでしょうか。

午前中からジワジワと空が明るくなりました。

あ~、晴れてきたな~ってつぶやくコイツ。

 

24号の進行方向を見ると今度は大丈夫かなって思いつつも

本堂の雨戸を閉めていました。

案じる程風も吹くこともなく雨もほどほど・・・

正直、被害がなくてよかったと思いつつ雨戸を開けました。

どこかでは大変な思いをされているのに・・・

 

また明日から下り坂っていう予報なのですが、

晴れた空の下に一日でも汚れた状態で車を放置することができません。

雨降りも続いていましたから

「おっしゃ~」って気合い一発立ち上がります。

 

洗車の仕方はホイール・タイヤ・タイヤハウスの下周りから始めます。

バケツ一杯アワアワにして予め濡らしたホイールから優しく泡で汚れを落します。

すると左前輪のタイヤハウスにベットリとペンキらしきものが跳ね散っているではありませんか・・・

「ワチャ~・・・」

独り言言いながら泡で擦るも落ちる気配すらありません。

どこかで白ペンキの上を走ったんでしょうね・・・

でも、タイヤの接地面にはその姿はありません。

例え付着したとしても走ることによって削られたのでしょう。

 

洗車の最後はタイヤの艶出しスプレーを掛けるのですが、

その前に軍手を着けてタイヤの接地面を撫でるのです。

釘等へんなモノが刺さってないか確認するのです。

そうするとタイヤの前後左右の減り具合なんかも見えてきたりします。

そろそろローテーションかな~って感じで。

 

その一連の動作をする中で愛おしさが募ります。

自らを削りコイツを支えてくれるはたらきを感じるから・・・

 

汚れようとも・・・

熱かろうとも・・・

冷たかろうとも・・・

痛かろうとも・・・

コイツを支えてくれるのです。

 

不平不満ばかりのコイツの人生をしっかりと支えてくれるのです。

 

願生れって・・・

 

今日は真夏のような暑さでした。

秋深まり紅葉のきれいな頃にドライブ行きたいな~・・・