月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

心回転数

2013年10月16日 20時13分05秒 | 仏々相念(住職日記)

グッと・・・

 

常例法座をお勤めさせていただきました。

台風の吹き戻しがキツイ中、2人のご門徒がお参り下さいました。

 

お一人は仏婦の若手の方。

ピアノに歌にと何でもできる心強いお方。

 

もう一人は、ガハハおじさんことウチの副総代長さん。

朗らかで優しく、気さくな接しやすいお方。

この方が仰るのです、

「今年になって2月からお参りさせていただくようになって本当によかった」って。

「本当に嬉しいです」ってコイツ。

 

歌大好きなのだそうだがお正信偈の声が聞こえません、

「Tさん、大きな声でお勤めさせていただきましょう。間違ってもいいんですから・・・」

「そうよな~」って恥ずかしそう・・・

でも、茶話会になると全開バリバリ。

少人数で寂しい空間をガハガハガハって豪快に笑いながら賑やかにして下さいます。

 

法要のこと・・・

お寺のこと・・・

親身に考えて下さりながら話します。

 

住職にとって心強いことです。

 

ガハハおじさん曰く、

「お袋に叱られたことがある。直ぐに怒るな、グッと我慢しなさい。

 でなければ言わなくてもいいことまで言ってしまうから・・・」

この言葉を大切にされて生き抜きます。

「3回までは我慢できる。でもそれ以上は・・・」

その我慢の上に偉そうなコイツもおらしてもらうのでしょう。

 

コイツもグッと歯を食いしばります・・・

「くそったれが~」って。

恥ずかしいことです。

どこまでも思い上がっているコイツですがレッドゾーン、いっぱいいっぱいです。

 

こんなコイツを支えてくださるおはたらき・・・

みんなレッドゾーンなんでしょうけど・・・

 

すいません・・・