つゆ草

写真と俳句

今日のポエム

2012-08-31 07:00:41 | 日記
茜空静かに明けて厄日かな

立春から数えて二百十日頃、台風が襲来することも多い時期で農家では「厄日」として警戒すると言われています。9月1日頃がその日に当たるとかで、残暑がまだまだ続いていますが、もう今日で8月も終わりです。私には精神的にいろいろあり感慨深い夏でした。精神面の本を何冊か読んだ中で、フランクルの「夜と霧」と、姜尚中の「悩む力」はとても感銘を受けました。「苦悩から逃げないで生きた時、過去はすべて宝となる・・」深い言葉です。運命は神サマからの贈りものといわれますが、私は今だ「虚しさ」と向き合っています。
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今日のポエム

2012-08-26 10:31:20 | 日記
新涼や登山帰りの児の瞳

先日8歳の孫が夫と初めて本格的な山登りをして帰って来た時の顔を見て出来た実感の句です。朝早く、初めての新幹線で谷川岳に日帰り登山をするとかで前日から我が家に泊り準備万端で出掛けました。大丈夫かなと心配をしたのですが、真っ黒に日焼けしてミニカメラで360度の山景色も撮ってきて元気に帰宅した時はホッとしました。疲れていたのに、瞳はキラキラ輝いていました。
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今日のポエム

2012-08-21 07:37:26 | 日記
身の丈を知りてはるかに遠花火

この夏長岡の花火を見に行った時の写真ですが、何と花火と満月のコラボレーションでした。とても素敵でパラパラと散る花火の残像に何とか月を入れたいと苦心したのですが、三脚無しなのでせいぜいこの程度でした。現実から離れて安らいだ夏の夜のひとときでした。

毎日残暑が厳しい中、扇風機の風を受けて読書三昧です。今、山本一力に惚れ込んでいます。ある本の中で、過ぎ去りし歳月がいかに速かったと「光陰矢の如し」を思いながら、40年前の14歳の頃の新聞配達を振り返り、「つらかった冷雨の体験も含めて、あの4年間をなつかしく思う。14歳に戻れるなら、わたしは迷わずまた、配達生活に戻る。」という。身の丈を知り、足るを知っている人である。

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今日のポエム

2012-08-18 07:17:03 | 日記
忘れてはうち嘆かるる夕べかな我のみ知りて過ぐる月日を   式子内親王

昨日から「心で結ぶ日本の涼」と題して江戸金魚のオブジェが始まりました。場所は日本橋の三井ホールです。光の中に自在に泳ぐ金魚達はまさにアートです。残暑厳しい中、涼を求めて見に行かれるのも良いかなと思いご紹介です。写真の屏風の中にも沢山の金魚がいて色も変わり幻想的でした。9月24日までだそうです。
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今日のポエム

2012-08-14 06:00:47 | 日記
肩過ぎる風の優しき初秋かな

先日ある方に誘われ自然園を散策して来ました。人の手の入れられてない本当にごく自然の植物や小さな生き物たちが沢山あり、このカワセミも身近に見る事が出来、蜻蛉はヤンマもシオカラも赤とんぼも群れるように飛び交い、兜虫も沢山生息していて驚きました。まだ暑い日でしたが、心には優しい風がそよぎ、生き返ったような楽しいひと時でした。人の情けが心に沁みて嬉しい思いで胸が一杯になりました。
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