つゆ草

写真と俳句

今日の1句

2024-11-30 09:47:25 | 日記
敷石の奥に禅寺冬潜む  つゆ草

身体が調子悪いと心も沈みがちで、此の所うじうじしていました。今日で11月も終わり、あれこれやらなくてはいけない事があるので、そうは言っていられません。先日上野西洋美術館に「モネ展」を見に行ってきましたが、チケットを買うだけて物凄い行列が出来中もゆっくり見られない程だったのですが、生憎突然私のお腹が調子悪くなりそこそこ引き上げて帰宅となりました。ちょっと勿体なかったのですが、仕方ありません。こんな調子でこれから寒くなる冬が心配です。
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今日の1句

2024-11-23 09:22:20 | 日記
街中の五時のチャイムや大根煮る  つゆ草

急に寒くなり体調が着いて行けません。自律神経が上手く働かないので、気持ちも長い歳月生きてきた身体も、悲鳴を上げて彼方此方痛いのです。でもちょっと前には元気で秋川渓谷の広徳寺に大銀杏を見に行ってきました。澄んだ川添を歩き正に綺麗な黄金色に色着いた大銀杏は見事でした。ここは知る人ぞ知るお寺さんでその日も何人かしか来ておらず、帰りも名物のほうとうを頂き帰宅したら1万歩を超えていました。みんな娘の先導によるもので、有難くて感謝です。

これから日毎寒くなってゆくのが老体には厳しくなってきました。毎日鍋物をして乗り切りたいと思っています。
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今日の1句

2024-11-14 09:23:53 | 日記
渋柿の中に甘柿二つ三つ  つゆ草

我が家には、今丁度枝もたわわに実のついた、古い柿の木があります。幹も細く今にも折れそうな程なのですが、毎年必ず沢山柿が実をつけ、不思議にその年により渋くて干し柿にしたり、焼酎付けにしたりしているのです。その役目が夫の仕事で、全て完璧で、今年も100個ほど赤い実がなっているのですが、どうやら赤の色によって甘いのと未だ駄目なのを見分けるのが天才に近く、感心しています。多い日は7,8個、少ない日は2,3個と選別しほぼ間違いないのです。今年の異常気象により加工しなくても甘いのが取れる事は我が家の小さな喜びで毎日眺めている昨今です。
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今日の1句

2024-11-10 18:36:40 | 日記
梟や生まれ故郷の大樹にて  つゆ草

今日のNHkの俳句で梟の句が出ていました。梟の声は私にとって悲しいそして寂しいものである事を思い出しました。私が生まれた家の隣に大きなケヤキの樹があり、夜になるといつも梟の鳴き声が聞こえていたのです。私の母は身体が弱く幼い頃入院して朝目覚めると隣に母の姿が無い事が良くあり、そんな時梟の声が心に沁みて寂しかったのです。「ふくろうや母のふとんへもぐり込む」という句が出ていましたが、そんな事が出来なかった幼い時の思い出です。
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今日の1句

2024-11-04 11:09:33 | 日記
初時雨芭蕉の像の薄ずめり  つゆ草

先日入会している俳句の会で吟行がありました。雨で少し肌寒い日だったのですが、芭蕉記念館のあたりは、しっとりして冬の初めの雰囲気でしたので、下手な1句を詠み提出しましたらどなたか一人取って下さる方がいてホッとしました。もう来年で20年になり、此処まで何とか着いて来られた事を思うと胸が感謝で一杯になり、次の1句も詠みました。
     深淵の縁と思ふ秋夕焼け  つゆ草
本当は晩秋を使いたかったのですが、上手く表せなく感慨深い秋夕焼けとした次第です。だんだん会員の方々が年齢を重ねて参加できなくなり、でも新しい方達の句の上達が素晴らしく私にもとても勉強になります。こんな仲間が居る事は嬉しい限りです。

写真は先日行った紅葉湖の三分咲の薄紅葉です。
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