つゆ草

写真と俳句

今日の1句

2013-06-30 07:39:57 | 日記
魂の迷ひし夏の蝶ありき

沖縄からはるか海を越えて東京まで飛んできた蝶の話、驚くと共に愛おしく思いました。まるで遠距離恋愛の如く、逢いたい人の為ひたすら飛んできたのではないかという、ドラマが見えます。きっと羽はボロボロ、心も疲れ果てたことでしょう。あの薄い羽でよく此処まで飛んで来れたとその生命力に脱帽です。NHKの「ダーウィンが来た」という番組が好きで見ているのですが、まだまだ我々の知らない生き物世界があるようです。
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今日の1句

2013-06-28 07:23:58 | 日記
追伸と書いて止まりし梅雨見舞

昨日はカラりと梅雨の晴れ間で気持ちの良い1日でした。お天気により気持ちが左右されるのは誠に不思議な現象だと思います。人はやはり自然と一体になり自然に逆らう事なく心身を任せていれば、心穏やかになる・・なんてことを再確認するような日でした。私の回りに今体調を崩している知りあいの人が3人います。私自身も体調が悪かった故、梅雨の今頃はどうしているのかしらと気になっています。せめてお天気の良い日は外に出て青葉の元深呼吸をすることだと、自分にも言い聞かせています。
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今日の1句

2013-06-26 05:53:45 | 日記
歳一つ重ねて夏の草匂ふ

言いたくない歳になりましたが、誕生日がやって来たので記念にと、蓼科高原の「バラクライングリツシュガーデン」に行って来ました。何でもケイ山田という人が造った英国庭園ということで知る人ぞ知る庭らしいのです。昨日は降ったり曇ったり晴れたりとお天気が今一でしたが、綺麗に整えられた庭はそれなりに綺麗でした。でも私はやはり自然の花の方が好きだと知りました。歳を重ねるごとに悩みが増えてゆくような人生ですが、皆にいただくおめでとうの言葉に励まされて今後も頑張って生きてゆかねばと思った次第です。
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今日の1句

2013-06-24 07:05:08 | 日記
しづかさや夏の浜辺に吾独り

夕べは満月だったらしいのですが、曇りで見ることは出来ませんでしたが、孫達も来なかったし昼間は昔懐かしいレコード等を聴き、夜は静かにCD等聴きゆったりと過ごす事が出来ました。レコードは青春そのもので、お洒落して遊んでばかりいた20代の頃が蘇り、今更のようにもっと勉強をしておけば良かったと後悔ばかりです。もっと昔を思い出せば子供の頃より私は寂しがり屋で泣き虫だったなぁと妙に感傷的な夕べのことでした。20代の頃の私はまぼろしで、生れた時から孤独を感じていた私が本当の私のような気が・・・この歳になってしています。
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今日の1句

2013-06-21 06:54:40 | 日記
夏霞小学唱歌いずこより

ある知人から懐かしい「小学唱歌」の紹介があり、昔古本屋さんで買った事を思い出し探したところ、見つかりました。学の字も昔の字で表紙も茶色で、明治から昭和初期に至る懐かしい歌が載っていて、中には「婦人従軍歌」とか、1番から66番まである「鉄道唱歌」とか戦争に関係ある歌や、「こうま」「ふじの山」「われは海の子」など文部省唱歌等等、眼頭が熱くなるような歌ばかりがあり子供の頃を思い出しました。今日はまた古本屋廻りをしようかと思います。


      蛍

   蛍のやどは川ばた楊、
   楊おぼろに夕やみ寄せて、
   川の目高が夢見る頃は、
    ほ、ほ、ほたるが灯をともす。   尋常小学唱歌  (昭和7年)
   
   
   
     
          
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