今日の1句

逆光に翳す余生や年新た　　つゆ草

肩の力を抜きありのままの姿で、余生を暮らしたいと思っています。木漏れ日から零れる一筋の光を有難く、謙虚にしかも楽しく、俳句を人生の友とし生きてゆくつもりです。長い間ここを開いて読んで下さった皆様、心より感謝申し上げます。有難う御座いました。令和3年が平和で有りますようお祈りいたします。　　つゆ草より

今日の1句

清貧を座右の銘に除夜の鐘　　　つゆ草

清貧という言葉が好きですが、とても真似の出来る生き方ではありません。でも元々生活に困る程貧乏ではありませんが、贅沢な生活はしてこなかった家系に育ち、お嫁に来た家も同じでしたのでその点では物の価値感が一緒でした。これも縁だとこの歳になってしみじみと思い知ります。又私が俳句の道に進んだ恩師も、まるで芭蕉さんの様にその精神は気高く尊いもので、尊敬できる方でした。これらの歩んできた道をもう一度初心に帰り心豊かな余生にしたいと思っております。有難うございました。

今日の1句

あなたもあなたも皆好き冬うらら　　つゆ草

もう少しなので、頑張って最後までコメントを載せようと思います。多分この私のブログを何年も読んで下さっていた方々は私の知り合いの方々だと思うのですが、本当に何人の方達に支えられて今日迄これました。本当に有難う御座いました。

今日の1句

抽斗にたまりし句帳木の葉髪　　　つゆ草

今年も残すところ3日となりました。令和2年は忘れられない一年となりました。句帳の数は抽斗が開かないくらい溜まりました。回想だけが頭を巡ります。明日から娘が来て何かと慌ただしくなるので、ブログを書けるかどうか解りませんが、大晦日の朝には最後のご挨拶をしたいと思います。

今日の1句

ゴミと共過去も捨てをりシクラメン　　　つゆ草

大掃除を連日やっておりますが、思いの他毎年やらなくても良かった処まで丁寧に掃除機をかけていた夫が、珍しく疲れたを連発するようになりました。それは私も同じで、本当に疲れるのです。我が家には姑が使っていた部屋がそのまま残っていて、普段は使ってないのですが、年末には夫が掃除をしているのでそれはそれで大変なのです。私は昔姑に苛められ悲しかった記憶があり、殆ど下の部屋にはトラウマがあり行けないのですが、もう7年も経つのだから、忘れなければいけないと思う今年です。こうして少しづつ歳をとっていくのを実感している夫と吾です。