つゆ草

写真と俳句

今日の1句

2019-07-31 07:47:11 | 日記
身体も機械も壊し猛暑来る   つゆ草

川柳の様な今日の1句ですが、本当に急に猛暑突入に、身体がまだ着いて行けません。しかも、こういう時に追い打ちをかけるように、我が家ではクーラーが壊れ、息子の家ではガス風呂が壊れ、娘の所では洗濯機が壊れ、困り果てています。長い間使用したクーラーは仕方なく省エネの新しい物を買いましたが、混んでいて1週間先に取り付けとか・・、幸い下の部屋にもクーラーがあるので助かっていますが、お風呂と洗濯機は早くどうにかしてもらわないと、気の毒です。7月も今日で終わり、いよいよ明日からは8月、歳時記の上では秋なのですが、とてもとても、秋の句は詠めそうにもありません。
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今日の1句

2019-07-27 11:36:57 | 日記
縁涼み赤き鼻緒の姉妹   つゆ草

台風の影響で明けるかと思った梅雨がまだらしく、でも日中は暑い日々が続いています。この日盛りにくしくも我が家では屋根の修理をお願いしており、連日気の毒な位の熱い瓦屋根の作業となっていて、やっと今日終わりました。多い時は4人もの方達が屋根に上がって、休憩も1時間置き位にとり、大変でした。何しろ古い家なので、直す所は屋根ばかりではなく、頭を抱えてしまいますが、交通の便が良い今の所は離れられません。先日引っ越しの手伝いに行った娘の古い家には小さな縁側がついていて、田舎の生家を思い出しました。2つ違いの姉と私は良く縁側に腰かけて遊んだものでした。いつも夢に出てくる生家は、懐かしい思い出ばかりです。

そんなこんなで気が付けばもう今夜は墨田川の花火大会とか・・。孫二人も盆踊りで太鼓を叩くとか・・の知らせが入りました。来週からはいよいよ盛夏到来のようです。
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今日の1句

2019-07-23 14:51:53 | 日記
豪快に汗みどろなる男衆   つゆ草

昨日は福生の方の古家に住んでいた娘が引っ越すというので夫と二人で手伝いに行って来ました。本当はさらに条件の良い一軒家をかなり前から探していたらしいのですが、折り合いが付かず、マンションにした様です。あの辺りは家賃が非常に手頃で、何しろ山あり川ありで自然がとても好きな娘には最高の所の様です。聞いてみると、何と力仕事の手が足りず、恐ろしい数の荷物をどうするのかと、夫の出番となった訳です。何時迄も子離れしない我々に呆れるばかりと思いながら、もうこれが最後と頑張って手伝いに参上した次第です。流れる汗も半端無く、全身汗だくになって荷持を運んでくれた男性達の何と豪快な事、感謝感謝でした。部屋の掃除係りだった私ですが、今日はもう動けません。
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今日の1句

2019-07-21 12:32:21 | 日記
短夜や地獄に落ちし夢を見て   つゆ草

昨日、これまた俳句の仲間の人が大学内で、「短夜」に於いての研究発表をしました。和歌と俳諧における「短夜」の移り変わりを、実に興味深い論文で発表し、考えてみれば私はまだ一度もこの季語で俳句を詠んだ事が無い事に気が付きました。万葉集の恋歌から老い、無常、死を詠んだ俳諧に至る流れを若い女性の感性で捉えた論は素晴らしいものでしたが、敢えて私が今俳句で詠むとしたら、今日挙げた句という事になるでしょう・・。いつもですが、夏の夜は特に嫌な夢ばかりの私なのです。それにしても長い梅雨です。
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今日の1句

2019-07-17 16:17:02 | 日記
ひとすじのあなたの聲にたてこもりこの世もいいとしばらくおもふ  江田浩司

今日は俳句の仲間の俳友の書道展に行って来ました。先ず一昨日は有楽町での書展に、今日は銀座での別な俳友の書道展と、わが俳句仲間には凄い人が多いのです。どちらも仮名文字で一人は自分の句を書いていまして、漢字専門の私には羨ましい限りでした。

又、今日挙げた短歌はやはり俳句仲間なのですが、かなり力ある歌人で、先日『重吉』という歌集を出したというので、購入しその中の好きな歌です。八木重吉の詩集に沿った歌集で、その前に重吉の詩集を読んでいた私には心に染みとおる歌でした。重吉の寂しさは私そのものの心と合致するもので、この歌も内面にすーと入って来ました。人生いろいろありますが、子供の頃から消えない寂しさはこの歳になっても同じなんです。それにしても、我が俳句集団には恩師は勿論、素晴らしい感性の持ち主の何と多いことやら・・。
 
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